「重症化リスクのない若い人にとってオミクロン株は『かぜ』だ」。そう言い切るのは救急医で、神奈川県の医療危機対策統括官を務める阿南英明さん(56)。この2年間、新型コロナウイルス感染症に対する同県の先進的な対策の立案を主導し、それを他の自治体や国が取り入れる構図が続いている。
1月には厚生労働省の有識者会議のメンバーとして、オミクロン株の特性に合わせた戦略転換を提言した。どのような未来図を描いているのだろうか。(略――2021年11月に各都道府県が「保健・医療提供体制確保計画」を作りましたが、新規感染者数が想定を超えつつあります。どのぐらいの感染者数に耐えられるのでしょうか。
◆オミクロン株の特性を考えなければいけません。(昨夏の「第5波」で主流だった新型コロナの変異株である)デルタ株の時まで行ったような、感染者を全部管理下に置くやり方はもう限界を超えてます。大阪も東京もみんなそうで、もう無理です。新規感染者数が第5波の倍を超えていて、処理できるわけがありません。
仕組みを変えると対応できる数が増えますが、(オミクロン株では)全て(の感染者)を管理下に置く必要性がありません。もう言い切りますが、(オミクロン株は)肥満や基礎疾患など重症化リスクのない若い人にとって「かぜ」です。全部抱え込もうとするのはもうやめて、小さい子どもたちと年齢の高い方、重症化リスクのある方に注力しましょう。例えば、我々は患者10人まで対応できるとしましょう。患者が増えて20人になったけど、そのうち15人は若くて元気で「かぜ」なので、残り5人をちゃんと管理して治療する。すると、まだ対応できる余裕が生まれるのです。
2年間のうちに国民に浸透したコロナのイメージが強すぎます。コロナは怖くて、マスクを着けて対応しなきゃいけないんだと。諸外国に比べて日本はきっちりしていて、素晴らしい側面がある一方で、フレキシビリティー(柔軟性)がなくなり、転換するのが難しいと思っています。私がよく言っているのは、「今はオミクロン第1波であり、オミクロン病と戦っています。(今までの)コロナとは別の病気と思ってください」と。イメージのリセットをしたいと思っているんです。(略
発狂するやついそうやな
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