新型コロナウイルスのオミクロン株の市中感染が大都市圏で広がり始めた日本。それでも欧米諸国と比較すると感染者や死者の数は1桁どころか2~3桁少ないのが現状だ。そんな日本で8月以降、なぜ感染者が激減したのか、米紙ワシントン・ポストがその謎に迫った。
同紙は今週、「オミクロン株が世界で感染爆発も日本は激減、理由は誰も分からない」との見出しで日本の状況を詳しく検証。
理化学研究所が先日発表した、日本人の約6割が持つ「A24」という白血球の型が遺伝子的な“ファクターX”である可能性を紹介。だが、同じ東アジア人の韓国で先月から感染が急増していることを例に挙げ、それのみでは理由の決め手にならないとする専門家の意見を伝えた。
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