遠くの方に、ひょこっと飛び出た不思議な立方体。これは一体…?
中国の月面探査車「玉兎2号」が、月の裏側でキューブ型の謎の物体を発見した。「北京航天城」が運営するメディアOur Spaceのブログ記事によると、月面上に立方体の物体が確認され、近くには新しくできたとみられる大きなクレーターがあった。Our Spaceはこの謎の物体を「神秘小屋」と呼び、「宇宙人が月に上陸した後に建てた家なのだろうか」などとつづっている。
Ah. We have an update from Yutu-2 on the lunar far side, including an image of a cubic shape on the northern horizon ~80m away from the rover in Von Kármán crater. Referred to as "神秘小屋" ("mystery house"), the next 2-3 lunar days will be spent getting closer to check it out. pic.twitter.com/LWPZoWN05I
— Andrew Jones (@AJ_FI) December 3, 2021
玉兎2号は今後、2〜3日(地球時間で2〜3か月)かけて謎の物体やその周辺を詳しく観察する予定。
「神秘小屋」は撮影地点から80メートルほど離れており、その正体は不明。ただ、「小屋」の近くにクレーターが見つかっていることから、Space.comは「隕石の衝突によって生じた大きな岩である可能性がある」としている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
月の裏側に謎の“神秘小屋”、中国の探査車が発見。「宇宙人が建てた家」?【動画】