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救急ステーションで16年暮らした猫に突然「退去命令」⇒「なんて残酷」6万人が立ち上がる(イギリス)

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イギリスのロンドンで、住み慣れた家を奪われかけた猫が6万人を超える署名によって救われた。

この黒白のハチワレ猫は、子猫だった2008年にロンドン救急サービス(LAS)のウォルサムストウにある救急ステーションで保護され、医療機器の除細動器(デフィブリレータ)にちなんで「デフィブ」と名付けられた。

ウォルサムストウの救急ステーションに住み続けることになったデフィブは、スタッフから愛され、LASの公式SNSにも登場する看板猫になった。

【画像📸】16年救急ステーションで暮らしていたハチワレ猫デフィブ

しかし、救急ステーションで暮らし始めて16年目に、デフィブは突然退去を求められた。

この退去についてXに投稿したジェシカ・ロジャースさんによると、新しく就任したマネージャーが、感染対策と猫アレルギーの懸念からデフィブに新しい飼い主を見つける決定をした。

ロジャースさんは「苦情は一切寄せられていないんです」「とてもいい子で、勤勉に働く現場スタッフをいつも元気づけてくれる存在です」とつづっている。

10月15日にデフィブ名義で退去撤回を求める署名が立ち上げられると、6万2000人以上が賛同。「考え直してほしい」「16年も暮らした家から退去させるだ」などの声が寄せられた。

この反響がLASを動かした。LAS最高責任者ダニエル・エルケレスさんは17日、「多くの市民やスタッフの声を聞き、我々はデフィブがウォルサムストウ救急ステーションに残ることで同意しました」とXに投稿して、退去撤回を伝えた。

この決定に「耳を傾けてくれてありがとう」「安心した」などの反響が投稿されている。

署名サイトにも「皆さんの助けと愛、そして優しさのおかげで、素晴らしい友人がいる大好きな家に残れることになりました」と運営者から感謝の言葉が書き込まれている。

「1匹の小さな猫にこんなに大きな声を与えてくれて、本当にありがとうございます。どうやってお礼を伝えればいいか。皆さんに鼻チューを贈ります!」

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
救急ステーションで16年暮らした猫に突然「退去命令」⇒「なんて残酷」6万人が立ち上がる(イギリス)

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