1: 通りすがりのコメンテータhttps://www.sankei.com/article/20240727-MW6IAVIRRNNXJHRJ7EWRWRWGTY/
日本最古の花火大会ともいわれる「隅田川花火大会」が27日、雨模様の中行われた。稲光が輝く中、外国人を含む多数の見物客が周辺を回遊しながら〝夏の風物詩〟を楽しんだ。一方、打ち上げ開始前は徐々に強まる交通規制で自由に動けなくなり、警察官に詰め寄る人も。通行止めをすり抜けようとする外国人の姿もあり、警備の苦労をうかがわせた。
■開始前は押し問答も
「警察官の整理、誘導に従い、ゆっくりと進んでください」
打ち上げ開始2時間前の午後5時時点で、既に隅田川沿いを通る国際通りは見物客でごった返していた。日本人に交じり、浴衣の外国人の姿もある。沿道で販売しているビールや焼きそば、鶏のから揚げなどを手に、楽しそうに歩いていた。
車道にはまだ車が通っているものの、歩道は渡れる場所、渡れない場所が設けられ、一方通行の地点も。時折雨がぱらつき、サウナのような蒸し暑さの中、「ここは進めないので引き返してください」といわれ、汗をぬぐいながら来た道を戻る人の姿もあった。
一方、6時半ごろになると、車の通行が止められ、見物客らは車道を歩けるようになる。歩道の規制も変わり、先ほど通った場所が通れなくなるなり、「あの店に行きたいんだけど、ここ止められたらどこを通れば行けるの」「さっきは通れただろ! どういうことなんだ!」と警察官に詰め寄る人の姿も出てくる。警察官は「私が先導しますので」と案内していた。
駒形橋に向かう歩道上では、通ろうとするアジア系の女性と警察官の押し問答があった。
「私ホーム(家)帰る、ここ通る」
「ここは通行止めです。家はどこにありますか」
「あっちあっち。ここ通る」
「どこですか。すぐそこでなければ迂回(うかい)を…」
「ノーノー分からない。私行く」すると、警察官が女性に対応している隙に別の外国人グループが柵の脇から次々奥へ。「みんな入ってる。私も入る」。女性も押しとおろうとしたが、その次の柵で全員止められ、迂回させられていた。
最後の混乱は終了後に
そんな混乱も花火大会が始まってしまえば全員の目が上に向くためか落ち着いてくる。隅田川花火大会では立ち止まることはできず、見物客は回遊しなければならない。大きな花火が上がると、橋の上などで写真を撮ろうと止まってしまうため、「1枚撮ったら移動してください」と叫ぶ警察官の声や、誘導のため吹く笛の音がこだました。最後の混乱は花火大会終了後にやってくる。見物客は一気に駅や建物前で飲食物を売る店、コンビニなどに殺到する。まだ車両通行規制がかかっているにも関わらず、早く帰ろうと自転車に乗った人は警察官に荒々しく止められていた。
歩道では塀に座ったり、マンション前にたむろして飲み食いする人もいる。塀には空き缶や食べ物のごみなどが放置され、時間とともに増えていく。
花火が終了して約1時間が経過しても、駅の入り口前は長蛇の列。車両の通行を再開するため、信号機が点灯するようになっても、信号無視する人が絶えず、警察官はそのたびに注意に追われていた。(橋本昌宗、梅沢直史)
引用元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1722114279/
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