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インフルエンサーキャスティングなどを行う「Utakata」が、小学生の子どもをもつ親を対象に「子どものTikTok利用」に関するインターネット調査を実施し、101人から回答を得て結果を発表しました。
この調査では、半数以上(52.0%)の親が「子どもにスマホを持たせてる」と回答しています。どのようなことに気をつけているのでしょうか。
TikTok閲覧でルールを設けているのは
まず、子どもにスマホを持たせている親の中で、「スマホ利用について何らかのルールを設定しているか」と聞いたところ、88.7%が「設定している」と回答しました。
具体的には次の通りです。
①時間制限
「Googleのファミリーリンクで使用時間の設定をしている」
「1日1時間以内にする。宿題を終わらせてから見る」
「連続して観る時間は30分まで。YouTubeキッズのみOK」
②親の許可
「アプリをインストールする際は親の許可制。GPS設定」
「夜8時を過ぎたら触るのをやめて親が管理して片付ける」
「外部サイトに移行する時は変な広告が出てきてもタッチしない。もしタッチしたら親に伝える」
③アクセス制限
「フィルタリング機能をオンにし、有害サイトにアクセスさせない」
「許可したアプリやWebページ以外は触らない」
「過激な写真にアクセスさせないように制限」
「YouTubeの閲覧や写真に制限をかけている」
④キッズ携帯の使用
「キッズ携帯を持たせ、インターネット利用をできないように制限」
「通話先も指定先の3件しかかけられないように登録」
⑤その他
「親のスマホを使う時はフォトアプリ以外は使わせない」
「動画はテレビで見るようにし、SNS含めアプリをインストールしない」
「非常時の連絡用として使用」
「食事中は手元ではなく部屋に置いておく」
◇
また、子どもにスマホを持たせている親に対し、「子どものTikTok閲覧について何らかのルールを設定しているか」と尋ねたところ、58.5%が「設定している」と回答しました。
具体的には以下の通りです。
①時間制限
「動画は1日1時間だけ」
「大人がいる前だけでしか閲覧してはいけない」
②親と一緒に視聴
「動画の内容を親が確認してから見るようにしている」
「親の前で一緒に見ている。ふさわしくない動画はすぐにスワイプ」
③コメントやギフトなどの課金アイテムの制限
「見る時間の設定とコメントをさせないようにしている」
「勝手にフォローやギフト、DMに返信をしないように約束している」
「動画を投稿する際は親に事前に見せてから行う」
④利用禁止
「そもそもTikTokは見ない」
「閲覧のみで投稿はしない」
TikTokについては、そもそもの利用を制限している親もいることがわかりました。利用させている場合でも、「親の前でしか閲覧してはいけない」などのルールを設けている家庭も多いようです。
TikTokには不適切な動画が表示されないよう制限する機能も実装されているため、このような機能を活用すればより安全に利用することができそうですね。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
【注目】子どものTikTok利用、約6割が「ルール設定」。どんな約束してる?100人の親が回答