俳優の中尾彬さんが5月22日、亡くなったことが明らかになったと複数のメディアが報じた。81歳だった。死因は現時点で明らかになっていない。
事務所の公式ホームページによると、中尾さんは1942年、埼玉県生まれ。61年に武蔵野美術大学油絵科に入学し、2年後にパリに留学。帰国後は劇団「民芸」に入団し、64年に日活映画「月曜日のユカ」でデビューした。
75年には映画「本陣殺人事件」で主役の金田一耕助役を演じた。その後も「極道の妻たち」、「ゴジラ」シリーズ、「アウトレイジ ビヨンド」「翔んで埼玉」など数多くの映画作品や、テレビ朝日「暴れん坊将軍」の初代徳川宗春役、NHK大河ドラマ「義経」「龍馬伝」などテレビドラマで活躍した。
また、バラエティ番組にも多数出演し、スカーフやマフラーをねじって身につける「ねじねじ」をトレードマークに、硬軟問わず存在感を発揮していた。
事務所のホームページによると、5月2日に「モノ・マガジン5.16号 スペシャルビッグインタビュー」が掲載されるなど、最近まで活動を続けていたようだ。
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俳優の中尾彬さん、81歳で死去。「暴れん坊将軍」「アウトレイジ ビヨンド」などで活躍。「ねじねじ」がトレードマーク