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島根のハンコ屋が「限界突破」に挑戦 その職人技に「国宝級…」の声

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「島根のハンコ屋 限界突破に挑戦」とまわりを縁取られたハンコの写真が2月25日、Xに投稿され話題になっています。写真を投稿したのは、“島根のハンコ屋”として着実に知名度を上げつつある永江印祥堂(@nagaeinsyoudou)さん。島根県で製造販売を行うハンコ会社の製品で、「日本一の技術を一般の方に知ってもらうため」製作に踏み切ったそうです。

「いつか全国から注目されると信じて」という文言と一緒に、1円玉より小さな1.2cmのハンコの中に120文字が彫られたハンコの写真計3枚がアップされました。この投稿は28万回以上「いいね!」され、大きな反響を呼びました。

永江印祥堂は島根県でハンコの製造販売をしている会社。個人や法人の印鑑をはじめ、島根県のゆるキャラ「しまねっこ」商品等を取り扱っています。他にもSNSで話題となった「円周率」「寿限無」の印鑑といった唯一無二な商品などの開発を手がけました。

SNS担当者は、ハフポストの取材に、ユニークなハンコを製造するに至った経緯について「『弊社の技術は日本中どこの印章店にも負けないレベルだ』と、職人より前々から伺ってはいたものの、SNS担当者はハンコに対して全くの素人であったため、どのあたりがどうすごいのか、という所まで具体的に理解することが出来ませんでした」とコメント。

続けて「それは、同じくハンコに対して素人である一般の方にも同じであり、せっかく弊社が誇る日本一の技術も、一般のみなさんへ伝わらなくてはただの自己満足であると感じていたのです」と説明。どこの印章店にも負けないレベルであることをSNSを用いて世の中に伝えたかった、と話します。

ハンコの中に彫る文言について「SNSはものすごい速さで情報が流れてくるので、その中でもご覧になった方が反応しやすく、そして、分かりやすいツッコミどころを提供しているつもりではあります」と話します。“(笑)”を入れることで、「何が面白いのか興味を抱くきっかけになる」ことや細かい彫刻なため、その技術力に目を引いてもらえるのでは、と思い文章を熟考しているそうです。

投稿には「いつか世界文化遺産になるといいですね!」「職人技だ…」「国宝級…」「すでに度々、御社をテレビ番組で拝見してますので、注目されているのではないのですか?」という反応が寄せられました。

SNS担当者は、ツイートがバズったことや、寄せられた反響に対して、以下のようにコメントしています。

「バズったことにより沢山のメディアに取り上げていただきまして、沢山のご注文をいただいております」

「投稿の文章にもあったように“いつか全国から注目されたい”という気持ちでSNSを運営しておりますが、まさかこのタイミングでこんなに注目いただけるなんて…と、とても驚いております」として「しかしながら、まだまだ全国には遠い…とは感じていますので、今後もハンコを使ったユニークなものを、私たちの技術と共にご紹介していければと考えていますので、引き続きみなさまには見守っていただければと思っています」

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
島根のハンコ屋が「限界突破」に挑戦 その職人技に「国宝級…」の声

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