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「龍猫」←意味わかる?世界中のファンから愛される日本のあのアニメ映画

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知っておくと、いつか使えるかもしれない中国語。

「龍猫」の意味、わかりますか?

ヒントは、世界中で愛される日本のアニメーション映画。

「龍」や「猫」とあるから、生き物をテーマにした作品かな?と想像する人も多いかもしれません。一体どんな意味なのでしょうか。

早速、答えを見ていきましょう。

中国語で「龍猫」は、1988年に公開されたスタジオジブリ作品『となりのトトロ』のこと。作品に登場するキャラクター「トトロ」の意味もあります。

大きな体にふわふわの毛、先の尖った耳。不思議な生き物であるトトロの風貌は確かに猫に見えなくもありません。中国語の「龍」(long、第二声)は、日本と同じで伝説の動物である竜を指します。

トトロの正体を巡っては、太古の昔に人間と戦って敗れた「トトロ族」の末裔という驚きの設定があることを、スタジオジブリの代表取締役でプロデューサーの鈴木敏夫さんが過去に明かしています

ジブリ作品の中国語版タイトルはこのほか、『崖上的波妞』(崖の上のポニョ)、『猫的报恩』(猫の恩返し)、『紅猪』(紅の豚)、『千与千尋』(千と千尋の神隠し)など。スタジオジブリは中国語で「吉卜力工作室」です。「工作室」はスタジオ、アトリエ、工房などと訳します。

中国語の「的」には所有関係を示す「〜の」の意味があります。スタジオジブリ作品には「〜の・・・」という表現が多く、中国語版のタイトルでも「的」がしばしば用いられます。『千与千尋』の「与」は並列を示す「〜と」の意。

『となりのトトロ』は2018年、スタジオジブリ作品としては中国で初めて正式に上映されました。2019年に『千と千尋の神隠し』、2020年には『崖の上のポニョ』が公開されるなど、『となりのトトロ』以降も中国でのジブリ作品の上映は続いています。

となりのトトロとなりのトトロ

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