ミュージカル映画『ウィキッド』の初の予告編映像が2月12日、公開された。
1分間の映像には、シンシア・エリヴォさん演じる魔女エルファバや、アリアナ・グランデさんが演じる親友の魔女グリンダらが映し出され、2人の友情と壮大な冒険の物語を垣間見ることができる。
ウィキッドは『オズの魔法使い』の前日譚で、グレゴリー・マグワイア氏の1995年の大ヒット小説が原作。オズの魔法使いの作中で「西の悪い魔女」と呼ばれた緑色の肌の魔女エルファバが、物語の主人公だ。
ブロードウェーや劇団四季でも公演され、世界的な人気を誇るミュージカル。「Defying Gravity」「Popular」など、劇中に流れる名曲は多くのファンを魅了してきた。
映画版は、2021年に舞台『イン・ザ・ハイツ』を映画化したジョン・M・チュウ監督がメガホンを取る。
見どころの一つは、豪華なキャスト陣だ。
エリヴォさんとグランデさんに加え、2人の恋の相手となるフィエロ役をジョナサン・ベイリーさんが演じる。このほかミュージカル『グレイテスト・ショーマン』でレティ役を務めたキアラ・セトルさん、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアジア系として初のアカデミー主演女優賞に選ばれたミシェル・ヨーさんも出演する。
撮影中の2022年、主演のエリヴォさんは「エンターテイメント・トゥナイト」のインタビューで、映画『ウィキッド』に関して「これまで見たこともないような作品になると思う」と期待を語っていた。
「私たちはその魔法を楽しむつもりです。私たちがすでに知っている作品に私たちなりのアレンジを加えて、姉妹のような2人の女性の物語をお見せしたいと思います」
初の予告編映像の公開に、ファンからは「泣いた」「待ちきれない」「これ以上の幸せはない」など歓喜のコメントが相次いでいる。
映画は2部構成で、第1部は11月27日、第2部は2025年11月にアメリカで公開予定。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
映画『ウィキッド』初の予告映像、「泣いた」とファン歓喜。グリンダ役のアリアナ・グランデは豪華なピンクドレスで登場