「世界のオザワ」と評され国内外で活躍した指揮者の小澤征爾さんが2月6日、都内の自宅で心不全のため88歳で亡くなった。2月9日に発表された。
訃報は日本にとどまらず海外でも広く報じられ、SNSでも追悼の声が数多く寄せられた。
「今まで素晴らしい音楽の数々を…」
長野1998オリンピックでは音楽アドバイザーを務めた小澤征爾さん
開会式では世界を中継で結んで行われた歓喜の歌の演奏を指揮しました。
今まで素晴らしい音楽の数々を、本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/iKwSzZl2dl
— オリンピック (@gorin) February 9, 2024
これまで数多くの世界の交響楽団を指揮した小澤さんを追悼する声は止まない。
1973年から2002年まで30年間にわたり音楽監督を務めたアメリカのボストン交響楽団は、9日午後の公演の冒頭に演奏と黙とうしたという。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団も9日、追悼声明を発表。
声明では小澤さんについて「最も偉大な現代の指揮者の1人」と敬意を表し、「私たちは感謝と愛情を抱きながら、数々のコンサートやオペラなどでの公演、特に日本へのツアーを振り返っています」などと死を悼んだ。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
小澤征爾さん死去、オリンピック公式が追悼のメッセージ。長野五輪開会式での“魂のタクト”に敬意を表す【動画】