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カンガルーが警察官にパンチ。逃走後の最後の抵抗か(カナダ)

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カナダで4日間逃走していた4歳のメスのカンガルーが12月4日、身柄を拘束された。

ロイターによると、このカンガルーはケベック州に移送中だった11月30日、休憩していたオンタリオ州のオシャワ動物園から逃げ出した。

その後、カンガルーはトロントから約60キロ離れたオシャワの高速道路などに出没。市民を驚かせ、SNSには動画が投稿された。

週末にかけ、自由を謳歌したカンガルー。しかし警察官たちは12月4日午前3時頃にカンガルーを発見し、立ち止まったところを捕獲した。

カンガルーの捕獲は大変そうだが、警察官たちは後ろから忍び寄って尻尾をつかむという飼育員のアドバイスに従ったという。

ただし、カンガルーも素直に捕まったわけではなく、ロイターによると警察官の一人が顔を殴られるというハプニングも発生した。

ダラム管区警察のクリス・ボイロー氏は、「彼らにとって、キャリアの中で忘れられないものになるでしょう」とCBCに語っている。

パンチ攻撃をしたカンガルーだったが、ダラム管区警察は「平和的に降伏した」と声明で説明している。

捕獲後は警察犬用ケージで動物園に戻り、検査を受けた後に再びケベック州に向かうという。

カンガルーは元々、オーストラリアに生息する動物だ。今回逃げ出したカンガルーは、人間の飼育下で生まれ育った。

オーストラリア・クイーンズランド政府は、「カンガルーはオスもメスも大きく強い野生動物で、人間に怪我をさせる能力があります。適切な敬意と警戒を持って扱う必要があります」と注意喚起している。

2020年には、オーストラリア・ブリスベンで、カンガルーと争い川で溺れそうになった小型犬が、救助された。

2022年には、77歳の男性がペットにしていた野生のカンガルーに殺されたほか、女性が足を折り、3歳の子どもが重傷を負うなどの事故も発生している。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
カンガルーが警察官にパンチ。逃走後の最後の抵抗か(カナダ)

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