LOHもほぼ一区切り。これから少しずつ、有馬チャンミに向けて準備を進めていきたいところですね。まずは、環境把握をしたいところですが、今回は逃げキャラが有利なのか、不利なのかについて考えてみました。
昨年の有馬チャンミとは少し傾向が違うかもしれません。あくまでも、個人的な意見にはなりますが、参考にしてもらえたら幸いです。
先に結論から書きます。去年と比べた時、逃げの優位性は確かに低くなりました。というのも、他の脚質にそれぞれ、最速発動の金加速スキルを取得できるようになったのが大きな理由です。詳しくは後述します。
とはいえ、中山レース場の特徴を考えると、逃げ切れる可能性があり、一概に不利とは言えない、というのが個人的な考えです。
もしも逃げを出すのなら、2キャラ出走させ、隊列を伸ばすことが重要なのかなと思っています。
個人的な記憶になってしまいますが、昨年の有馬チャンミは逃げが強い環境だったように思います。「アングリング×スキーミング」「勝ち鬨ワッショイ！」「Do Ya Breakin！」などの継承スキルが充実しており、他の脚質よりも安定して加速を狙いやすい印象でした。
ウマ娘の性質上、脚質が偏るほどその脚質が強くなる、という性質もあるので、「逃げが勝つ→逃げが多くなる→逃げがさらに有利になる→逃げが勝つ→…」ということが起きたと思います。
他の脚質に目を向けると、去年、最速発動する金加速スキルは、主にスタミナカードのシンボリクリスエスから「無我夢中（差し）」を取得するのみでした。対して、今年の有馬チャンミは他の脚質スキルが充実し、強化されています。差しだけでなく、先行、追込でもサポカから、金加速スキルを取得することが可能となったのです。
具体的に挙げると、
先行→「怪物」（賢さ・テイエムオペラオー）
差し→「無我夢中」（スタミナ・シンボリクリスエス、賢さ・マンハッタンカフェ）
追込→「迫る影」（パワー・ヒシアマゾン）
となります。
先行や差しは発動順位条件などはあるものの、最速発動を狙うことが可能。追込は発動順位条件はありません。逃げ以外の加速スキルが揃ったことで、逃げの優位性が低くなった、ということです。
といっても、今回の舞台が中山レース場であることも考慮しなければなりません。過去の中山レース場開催のチャンミでは、前脚質が有利なケースが多いです。皐月賞想定の中山2000ｍ、有馬記念想定の中山2500ｍ、のどちらでも。
加速区間の大半がコーナーであること、最終直線が短いことなど、理由は様々ですが、今回もその傾向はあるのではないかと思います。
前脚質といっても、逃げが強いか、先行か強いかはまだまだ未知数です。しかし現時点では、強い逃げを2キャラ作って隊列を長くして逃げ切るパターンは、今年もありえるのではないかと考えています。
ということで、逃げキャラは充分戦える脚質と仮定して、おすすめの逃げキャラを考えてみます。基本的には「アンスキ」「勝ち鬨」「DoYa」などの継承加速スキルを取得することを前提に、以下の3キャラをピックアップしました。
おすすめ逃げキャラの1人目はキタサンブラック（通常衣装）。固有スキル「勝ち鬨ワッショイ！」は発動順位条件1~2位で、速度と加速の複合スキル。発動位置も非常に良いです。
進化スキル「祭りだワッショイ！」はスタートを強化し、「爆風一閃！」は「長距離直線〇」を強くさせたものとなっています。「地固め」などの序盤スキルや中盤スキルを補足しながら、固有の発動をねらい、そのまま最後まで押し切る流れにしたいですね。
ミホノブルボンも逃げキャラとしては定番かもしれません。固有の「オペレーション・Cacao」は発動順位条件が1~4位で比較的、安定した発動をねらえます。発動位置も他のキャラよりも早いので、先頭を取りやすいのが強みです。
進化スキル「パーフェクトブート」はスタートを強化。「完璧なエラー対処術」では中盤速度と回復効果の複合スキルとなっています。
固有と進化スキルで回復の補助ができるので、育成でもスタミナの心配は低めですね。成長率はスピード、スタミナ、パワーに10％ずつでステータスを伸ばしやすく優秀です。
クリスマス衣装のダイワスカーレットもおすすめです。固有スキル「Queen’s Lumination」は発動順位条件が1～2位で1位の時は効果がアップ。発動位置は、今回の条件では向こう正面の直線区間。効果時間が他の固有スキルよりも少し長く、魅力的です。
進化スキル「おてんば女王」はすごく回復。「開かれる夢の扉」は最終直線で勝ちきるための速度スキルとなっています。
序盤と中盤のスキルを、サポカや因子でいかに取得できるかが大切になっていきそう。サポカ要求値は高めですが、仕上げると充分活躍が期待できそうです。
ということで、有馬チャンミにおける逃げの有利、不利について考えてみました。考えた結果、逃げキャラ育成が得意な人は逃げの採用も充分ありだと思っています。
ただし、まだまだ机上の空論にすぎないかもしれません。他にも、逃げ以外のキャラが流行すれば、逃げは少しずつ不利になっていくことも考えられます。
それでも、様々な脚質で勝負ができるようになったのは事実。いろんなキャラの勝ち筋を考えながら、これからも有馬チャンミについて深堀りできたらと思っています。
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