1: 通りすがりのコメンテータ人民日報が日中首脳会談を2面に掲載 国内向けアピール避ける
【北京=三塚聖平】中国共産党機関紙、人民日報は18日付の紙面で、習近平国家主席と岸田文雄首相との日中首脳会談について2面に掲載する扱いをとった。会談結果を国内向けに積極的にアピールすることを避けた形だ。東京電力福島第1原発処理水の海洋放出といった対立点を抱えていることが影響した可能性がある。
人民日報は1面で、習氏がメキシコとペルーの両大統領、ブルネイの国王とそれぞれ会談したことなどを報じた。岸田氏との会談はフィジーの首相との会談とともに2面に掲載した。同紙は、昨年11月にタイ・バンコクで行った前回の日中首脳会談の際には1面掲載の扱いをとっていた。
人民日報は、今回の日中首脳会談の前日に行われた米中首脳会談については、17日付の1面に掲載し、2面や3面でも関連ニュースを伝えている。
一方、中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」では、日中首脳会談に関して否定的な投稿が表示されないようになっている。当局の意向を受けて投稿内容を選別しているとみられ、当局は世論の動向に神経をとがらせているようだ。
https://www.sankei.com/article/20231118-VCDDGY5ILFNOVMATVZJZFPWFHA/
☆おすすめ記事☆
続きを読む
オリジナルサイトで読む : あじあニュースちゃんねる
【朗報】 日中首脳会談、岸田首相の勝利に終わる!