ルイ・ヴィトン、約1億5000万円のバッグを販売へ。どこがそんなにすごいのか

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ラグジュアリーブランドの「ルイ・ヴィトン」が、100万ドル（約1億5000万円）のバッグを近く発売するとGQなどの海外メディアが報じている。

噂のバッグは、ルイ・ヴィトンの代表的なボストンバッグ「Speedy（スピーディ）」を大胆にドレスアップしたもので、「Millionaire Speedy（ミリオネア・スピーディ）」と呼ばれている。

2023年新たに同ブランドのメンズ部門クリエイティブ・ディレクターに就任した人気ミュージシャン、ファレル・ウィリアムス氏が、6月のパリ・ファッションウィークで持っていたことで注目を集めた。

英Guardian紙によると、通常の「スピーディ」バッグはキャンバス素材にコーティングを施した生地を使用しているというが、「ミリオネア・スピーディ」はクロコダイル革を使用し、ゴールドチェーンやダイアモンドがあしらわれているという。

また、NBA選手のPJ・タッカー氏がInstagramに掲載し話題となっている画像によると、6月にウィリアムス氏が持っていた黄色に加え、赤、緑、青、マロン色の全5色の展開があるようだ。

画像には「MTO Only（オーダーメイドのみ）」「Internal Only（内部限定）」と書かれており、限られたVIPだけがアクセスできるページだと思われる。英Guardian紙は、「注文はルイ・ヴィトンと交流の深いクライアントに限られるだろう」としている。

国際動物愛護団体（PETA）は、クリエイティブ・ディレクターを務めるウィリアムス氏に対して抗議文を送付。クロコダイル革の商品を販売することはラグジュアリーではなく動物虐待だと批判。動物虐待だと批判。悲惨なクロコダイルの生産現場の見学に招待している。

近年、多くのハイブランドは倫理的観点から脱・毛皮の傾向にあるが、ルイ・ヴィトンはまだ毛皮やエキゾチックレザーの販売を続けている。