MLBのロサンゼルスエンゼルスに所属する大谷翔平選手の移籍先として本命のロサンゼルスドジャースが、争奪戦から徹底するシナリオが浮上しました。移籍先の大本命の撤退の可能性について、ロサンゼルスタイムスのジャック・ハリス氏が記事を公開しています。ドジャースの事情について語っており、その中で大谷選手と競合する選手の存在が。記事の内容について解説します。
ロサンゼルスタイムスは1881年創刊のアメリカの地方紙。規模はニューヨークタイムスに次ぐ2番目となります。ロサンゼルスの地方紙ですので、ドジャースだけではなくエンゼルスの事も報道。その発信力は強く、過去にはトヨタ車についての言及も繰り返した経緯があり、大きな問題となりました。この件は後に誤報であった事が確定しています。
ジャック・ハリス氏は記事の冒頭で「ドジャースと大谷選手との間で分かっている事は、二刀流のスターがこの冬のドジャースの最優先事項になるだろう」条件面については多くの部分をクリアーしており、チームは契約について楽観的。契約に手を挙げる事は間違いなく、その判断には多くの時間を要しないと語っています。
他の球団がドジャースのオファーの金額を上回る可能性がある事にも触れており、ドジャース側が更に超長期的な契約と金額を提示する可能性も。ドジャースは全ての条件を満たす球団ですが、2018年にエンゼルスを選んだ様に大谷選手の好みは分からないと語っており、ドジャースが選ばれない可能性にも触れています。
ドジャースにはDHとしてマルティネス選手がいます。同選手は33HRに103打点と、打点のみならば大谷選手を上回っている選手。大谷選手が獲得できなかった場合、マルティネス選手はFAの権利を有している為他球団へ流出する可能性も。大谷選手も取れず、マルティネス選手が流出という最悪のシナリオを避ける為に争奪戦から脱落する可能性があると考えます。
これらの事を踏まえると、ドジャースが最有力は変わらないものの分からなくなりました。大谷選手獲得にどれ程リスクを取るか。WS終了後が移籍期間ですので、本格的に移籍の話が決まってきます。継続して大谷選手の移籍報道に注目していきましょう!
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【MLB】ドジャースが大谷選手争奪戦より撤退?移籍先本命が脱落するシナリオとは