松坂世代最後の現役選手として奮闘を続けている福岡ソフトバンクホークスの和田毅投手。毎年安定した成績を残しており、42歳のベテラン選手に見えない活躍を続けています。そんな和田毅投手は、ある数値で年々進化を続けており、今シーズン過去8年間で最多の数値を叩き出したとのこと。そこで今回は、和田毅投手が進化し続けている数値と活躍ぶりについて、解説していきます。
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目次
- 1. 衰え知らずの福岡ソフトバンクホークスの和田毅投手!
- 2. 7年ぶりの投球100イニングに到達!
- 3. 日本球界復帰以降平均球速を上げている?
- 3.1. 今シーズンの平均球速は、「142.6」
- 4. 日米通算勝利数で松坂大輔氏を超える可能性が高い?
- 5. まとめ
衰え知らずの福岡ソフトバンクホークスの和田毅投手!
今シーズンで42歳を迎えた福岡ソフトバンクホークスの和田毅投手。松坂世代最後の現役選手として、衰え知らずのピッチングを披露しています。一時期、メジャーリーグの舞台で活躍していた経験もあり、日本のプロ野球界で多くのタイトルを獲得。
そして、今シーズンは、日本球界復帰以降で2番目の記録となる8勝を挙げ、ここ数年安定した成績を残し続けていますね。果たして、松坂世代最後の現役選手として、いつまでプレーすることが出来るのか、注目が集まります。
7年ぶりの投球100イニングに到達!
和田毅投手は、2016年に日本球界復帰以降、100イニング以上投げたのは、2016年のみ。それ以降は、故障やコンディションの調整がうまくいかず、なかなかイニング数を伸ばすことができていませんでした。また、球数などの影響も考慮し、5回でマウンドを降りることが増え、シーズンを通して100イニングを超えることがなかったとのこと。
ですが、今シーズンは、コンスタントに試合に出場し、長いイニングを投げる機会が増えたことで、7年ぶりの100イニングに到達しました。このイニング数に到達したのも、ある数値が上昇したのも、1つの要因かもしれません。その数値について、解説していきます。
日本球界復帰以降平均球速を上げている?
和田毅投手は、2016年シーズンに日本球界に復帰以降、ストレートの平均球速を伸ばしているとのこと。日本球界に復帰した年のストレートの平均球速は、139.1キロ。そこから約7年かけて平均球速を3キロ以上上げているとのこと。30代後半の時より42歳の現在の方が、ストレートの平均球速が上がっているというデータには、驚きが隠せません。
ここまでの数値を叩き出すことが出来るのは、日々の練習の成果だけではなく、21年間プロ野球選手として戦いながら身につけてきたノウハウなどを活用しているからこそだと感じました。来シーズン以降も、和田毅投手は、ストレートの平均球速を伸ばしていけるのか、注目していきましょう。
今シーズンの平均球速は、「142.6」
和田毅投手は、今シーズン、過去8年間の中で、最速のストレート平均球速を記録したとのこと。昨シーズンのストレートの平均球速は、142.4キロ。それに対して、今シーズンのストレートの平均球速は、142.6キロと0.2キロ上昇しています。ここ数年で過去最速の平均球速を更新し続けている和田毅投手は、脅威的な投手です。
また、ストレートだけではなく、ツーシームの平均球速も伸ばしており、今シーズンは、2016年以降で史上最速となる140.7キロをマークするなど、多様な球種の平均球速を伸ばしています。年齢の経過とともに平均球速を伸ばし続けている和田毅投手が、来シーズン以降どんな成績を残してくれるのか、今後の活躍から目が離せません。
日米通算勝利数で松坂大輔氏を超える可能性が高い?
松坂世代最後の現役選手として、活躍を続けている福岡ソフトバンクホークスの和田毅投手ですが、松坂大輔氏が記録した日米通算勝利数を追い越すのではないかと言われています。松坂大輔氏は、日本で114勝・メジャーリーグで56勝の計170勝をマーク。和田毅投手は、日本で158勝・メジャーリーグ5勝の計163勝。
松坂大輔氏の記録まで残り7勝に迫っており、今シーズンと同じ勝利数を挙げることができれば、松坂大輔氏の記録を追い抜くことが出来ます。来シーズンで43歳を迎える和田毅投手は、まだまだ現役投手として続けられる素質を持っていますね。果たして、和田毅投手は、同年代でライバルとして競い合ってきた松坂大輔氏の記録を超え、どんな偉業を達成していくのか、今後の活躍に注目していきましょう。
まとめ
今回は、42歳にしてストレートの平均球速を上げ続けている和田毅投手について、解説しました。2016年からの8年間でストレートの平均球速を3キロも上昇させるだけではなく、ツーシームの平均球速も上げている和田毅選手は、他球団から見るとかなり脅威的な投手です。
そして、同世代のライバルである松坂大輔氏の日米通算勝利数も手に届く範囲まで来ており、早ければ来シーズンにも追い抜きます。果たして、和田毅投手は、松坂世代最後の選手としていくつまで現役を続けていくのか、注目です。そして、今後も和田毅投手は、ストレートの平均球速を上げ続けることが出来るのか、今後の活躍から目が離せません。
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【プロ野球】松坂世代最後の投手である和田毅選手が記録した「142.6」とは?