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ジャニーズ事務所は10月2日、東京都内で記者会見を開き、10月17日付で社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更すると発表した。
ジャニー喜多川氏(2019年死去)の性加害問題を受け、事務所が会見を開くのは2回目。
新社長に就任した東山紀之氏は会見で、「ジャニーズ事務所を解体する」と語った。
社名変更をめぐっては、新社長に就任した東山紀之氏が9月7日の記者会見でこう述べていた。
「やはりこれだけの犯罪なので、引き続き名乗るべきなのか、いろんな解釈がみんなの中にあった」
「ただ、ジャニーズは創業者の名前であり、初代グループの名前でもある。何より大事なのは、これまでタレントが培ってきたエネルギーやプライドだと思うので、その表現の一つでもいいんじゃないか」
しかし、会見後に「性加害をした人物の名前を残すのはどうなのか」といった声が集まった。
性加害問題を告発した元ジャニーズJr.の歌手・カウアン・オカモトさんも、「正直、ジャニーズの名前を使い続けることに関してはびっくりした。ジャニーズの名前を継続するというのはむしろマイナスなのかなと思う」と述べていた。
東山氏は10月2日の会見の冒頭、「社名を残すと、内向きの体制であったと批判されて、当然のことだと感じた」と話した。
その後、再出発はどういうものか考えてきた結果、「タレントマネジメントや育成業務から完全に撤退する」とし、「被害に遭われ、苦しんでいる方々の補償、救済、心のケアを最後まで全うする」と語った。
さらに、「自分たちで新しく会社を立ち上げ、ファンの力を借りながら、アップデートしていく」と発言し、「自分たちでジャニーズ事務所を解体し、被害に遭われた方に真摯に向かう」と述べた。
ワンストップセンター、性犯罪・性暴力に関する相談窓口の全国共通短縮番号
#8891
警察庁の性犯罪被害相談電話全国共通番号
#8103
内閣府「性暴力に関するSNS相談支援促進調査研究事業」 Curetime
時間:24時間365日
方法:17〜21時は待機している相談員がチャットで対応。それ以外の時間はメールで相談可能。外国語での相談も受け付けている。
相談機関では性暴力専門の相談員が対応している。状況や本人の意思を踏まえて対応を考える。相談員が本人とともに警察へ行く場合もある。
性被害にあった証拠を採取するために、重要となるポイントがある。
1. 被害に遭った時の衣服を洗わない
2. 身体を洗わない
薬物の使用が疑われる場合は、尿検査や血液検査をする必要がある。
なるべく早く警察やワンストップセンターに相談することが大切だ。
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ジャニーズ新社名は「SMILE-UP.」なぜ変更?東山紀之新社長は「事務所を解体する」と発表