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自身初となる単独ツアーを発表するなど、プロフィギュアスケーターとしても新たな挑戦を続ける羽生結弦さん。
そんな羽生さんを写真家の蜷川実花さんが撮り下ろした写真集「羽生結弦 孤高の原動力」(AERA特別編集)が11月11日に発売される。
この写真集には、羽生さんが真っ赤な衣装、通称“赤マグマ”に身を包み、鬼気迫る表情を見せるシーンや、美しい藤棚の前で儚げにたたずむ様子など、6つの異なるシーンから蜷川さんが切り取った作品が収録されている。
蜷川さんによると、今回取り入れた赤いバラのセットやビッグシルエットの衣装は、写される人物自身にパワーがないとうまくいかないそうだ。被写体が羽生さんだったので安心していたそうだが、撮影を終えてみての感想として「遥か上を見せていただきました」と語っている。
全112ページにも渡る写真集の内容は?
「『この人はどこまでいくんだろう』と底が知れない、内側から出てくる表現力のすさまじさにいつも吸い込まれそうになる」と蜷川さんが語るほどに、圧倒的な存在感を示した羽生さんの写真が64枚収録されている。
スポーツライターの松原孝臣さんによるインタビューもある。自ら道を切り拓いてきた1年を振り返り、そこで得た収穫やスケートへの思いや見えてきた可能性などについて語っている。
「100問100答」コーナーもある。羽生さんが「好きな駄菓子」「行ってみたい場所」「子どもの頃好きだった遊具」「持っているなかで一番大きなプーさんのサイズ」「スケートをしていてよかったと思う瞬間」「10年後は何をしている?」など100の質問に丁寧に答えている。
撮影を終えた羽生さんは、「最近は、羽生結弦という存在にこの服やセットを合わせたときに、どういう構図になるのかを客観視するようになりました」と見せ方について新しい視点を持つようになったと話している。
撮影を担当した蜷川さんは「表現の幅が広いという言葉では収まらないくらい、人というものを超えた、独特な存在感を持った方」と羽生さんのことを評している。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
羽生結弦さんの“孤高さ”を撮り下ろした蜷川実花さん。「遥か上を見せてもらった」