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イタリアの観光客が海外で無銭飲食。「愚か者のために弁済しておいて」と動いたのは意外な人物だった

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 ヨーロッパの人たちにとって人気の観光先となっているアルバニアで、イタリアからの観光客が無銭飲食をしたとして両国のメディアが取り上げた。そこで弁済に動いたのは、休暇中にアルバニアを訪れていた意外な人物だった。

ロイター通信BBCなど海外の大手メディアがこぞって取り上げている。

事の発端は、アルバニア屈指の観光地ベラトで、イタリアからの観光客のグループが食事代を払わずにレストランから逃げたことだった。

この犯罪を耳にしたのが、家族と一緒にアルバニアのエディ・ラマ首相に客人として招かれていたイタリアのジョルジャ・メローニ首相だった。

イタリアのジョルジャ・メローニ首相=2023年7月、リトアニアイタリアのジョルジャ・メローニ首相=2023年7月、リトアニア

ロイター通信は、メローニ首相が自国の大使に「愚か者たちのために、食事の代金を払っておいて」と頼んだとラマ首相が取材に打ち明けたと報じている。

アルバニアにあるイタリア大使館は公式Facebookアカウントで経緯を説明している。大使館は「首相の指示で、イタリアの観光客グループが払わなかった代金を清算しました。イタリア人はルールを尊重し、借金を返します。同じことが再び起きないことを願っています」とし、メローニ首相のポケットマネーで支払いがなされたと追記している。BBCによると、食事代は80ユーロ(1万3000円)ほどだったという。

メローニ首相の側近のフランチェスコ・ロッロブリージダ農相はロイターの取材に、「首相が食事代を払うと提案したのは、国の威信の問題。数人の不誠実な個人のために、善良な人から成る国を辱めることはできない」と語った。

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
イタリアの観光客が海外で無銭飲食。「愚か者のために弁済しておいて」と動いたのは意外な人物だった

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