1: 通りすがりのコメンテータダチョウ倶楽部・上島竜兵さん(享年61)が亡くなったのは、2022年5月11日のこと。
死去から1年、上島さんの妻でタレントの広川ひかる(52)が、上島さんへの思いをつづった『竜ちゃんのばかやろう』(KADOKAWA)を上梓する。
妻が初めて明かす「その夜」の上島さんの様子とは。「5月10日の夜、11時すぎくらいでした。
タバコを吸いに部屋から出てきたのですが、様子がおかしくて。
泣いているような状態で『死んじゃいたい』と言い出したので、一人で寝かせるのは心配だな、今日は同じ部屋で寝たほうがいいなと思い、戸締まりして、電気を消して、部屋に行ったら……っていう感じでした。携帯電話を手に持っていたので、すぐ119番して、心臓マッサージをして、マウストゥーマウスで人工呼吸をしました。その時点で息が止まっていたかどうか、私にはわかりませんでしたが、意識はなかったです。そこから一度も意識は戻りませんでした。
見つけてからの動きに無駄はなかったし、異変を感じてから部屋に入るまで、10分もたっていないと思います。
本当に、一生の不覚というか、後悔ですね。こんなことになって……」上島さんはふだんから、睡眠導入剤とアルコールを一緒に摂取していたという。
「その夜」もそうだった。「20年くらい続けていました。もう、ずっと注意してたんです。
それをしていたら、鬱状態になるから、いけないよって。
よくお酒と睡眠導入剤を飲んで、部屋をうろうろするんです。
それで転んだり、何か食べようとして火傷したりとかして、年中、注意してたんです。たいへんなことになるよって。も、酩酊しているときに言っても、覚えていなくて。
それで、昼間のまともな状態のときに言うんですが、『うるさい、うるさい!』っていう感じで。聞く耳を持たない人だったんです」時間がもし戻せるなら、1回、病院に連れて行きたい。
https://smart-flash.jp/entame/247172/1/1/
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