日韓通貨スワップ再開、「韓国を甘やかしすぎ」…?
6月29日、日本と韓国の間で2015年から中断していた「日韓通貨スワップ協定」を8年ぶりに再開することで合意したという報道が出た。
今年に入って尹政権は元徴用工問題の解決案を調整し、3月に行った日韓首脳会談、5月のG7広島でホワイト国の復帰を確固たるものにした。
その後はGSOMIAの正常化と続き、さらには、これまで文在寅政権が起こしてきた愚行に対して日本政府が元徴用工問題の実質国内解決案を評価した結果、日韓関係改善が進んできた形だ。
そうした中で、ここにきて日韓通貨スワップまでも再開するという。
私は、これまで「日韓通貨スワップも間もなく再開されるのでは」という周りからの問いに、「されないだろう」との見方を示してきた。
なぜかといえば、文在寅政権の「愚行」は行き過ぎにもほどがあり、それを完全には反省していない姿が見られるうちに、普通であればここまで手を差し伸べずにもう少し“見守ろう”とするだろうと思ったからだ。
今回のスワップの期間は3年とのことだが、いくら尹政権が3年は続くとしても「甘やかしすぎなのではないか」と思えるのだ。
■「お人好し」日本がまた…
もちろん、これまでの金泳三元大統領の様に、日本から謝罪を引き出しておいて帰国後手のひら返しを行った「それみたことか反日扇動」や、文在寅大統領の様に「反日正義」を盾に常軌を逸した行動はないと思えるが、それでも日本政府は甘すぎるのではないだろうかと不安になってくる。
今回の日韓通貨スワップ協定再開で脳裏に浮かんだのが、90年代までの「お人よし日本」というイメージである。
私の実感では、当時はいまほど日本も朝鮮半島に興味が無かった、それでも私の様な在日は「日本はちゃんとしているはずなのに、なんだ韓国や北朝鮮の言い分は」と腹を立てていたものだった。
私は朝鮮学校で当然、日本の朝鮮半島併合を「侵略」と学び、また日本が朝鮮半島にした当時の政策自体もすべて「侵略者の悪事」と習った当事者である。いま思うと、学校ではそのように「日本を憎む」様にしか習わなかったと思える。
当時、私たちは「外国人登録証」を16歳から持っていた。この登録証を作る際に指紋押捺があったが、13歳から指紋押捺反対デモに参加していた私は初めて登録証を作ったときに「あぁ?このことだったのか…」と感じながら、「指紋押捺の何が悪いんやろ?俺、外国人やんな」と変に納得していた自分を覚えている。そんなことを考えていたのは、私くらいだったかもしれないが。
■おかしな現実
そんな日本に住んでいて、指紋押捺が廃止になったあたりから私の思う「日本のお人好し」度が目立ちはじめて来たように感じる。
指紋押捺は1999年に廃止されているが、それまでは朝鮮総連も民団も韓国政府も北朝鮮も指紋押捺に反対していた。
でも、どうだろうか。私が韓国に移り住んでからのの10年以上、韓国に住んでみると実印の印鑑証明を作るのに人差し指の押捺登録が必要だし、また日本で騒がれている住民カード(マイナカード)の場合、韓国では10本の指を2回も押捺しなくてはいけないのだ。
ではいったい、私たちが指紋押捺反対運動で叫んだ「指紋押捺は犯罪者扱いだ!」は何だったんであろうかと、子供だった私たちを利用した組織や韓国に対して怒りが込み上げてくるのだ。
以下全文はソース先で
在韓国コンサルタント 豊 璋
現代ビジネス 2023.07.14
https://gendai.media/articles/-/112701
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