7/11(火) 13:42配信
中央日報日本語版「グロッシ事務局長に手紙でも書いて送らなければいけないようだ」。
10日、韓悳洙(ハン・ドクス)国務首相が参謀にもどかしさを吐露しながら話した言葉だ。韓首相がこのように語ったのは、ラファエル・グロッシ国際原子力機関(IAEA)事務局長が先週韓国で経験したことへの申し訳ない思いからだという。首相室の関係者は「グロッシ事務局長のSNSやメールはすでに野党支持者から悪質な書き込みのテロにあったと聞いている」とし「遺憾を伝える方法が手紙のほか適切なものがない状況」と話した。
7日に訪韓して9日に韓国を離れたグロッシ事務局長の2泊3日の日程は最初から順調でなかった。金浦(キンポ)空港から入国したグロッシ事務局長は野党支持者と全国民主労働組合総連盟(民主労総)などのデモで2時間ほど空港を出られず、貨物庁舎の通路からようやく抜け出すことができた。9日に最大野党・共に民主党の招請で国会を訪問した時には野党議員の大声はもちろん、その支持者から「日本からどれだけお金を受けたのか」などの暴言まで聞くことになった。
グロッシ事務局長は9日、野党にIAEA汚染水報告書を説明しながら「(汚染水)タスクフォース(TF)チームには韓国など10カ国から来た科学者が参加した」とし「(放出は)国際安全基準に合致するという結論が出された」と述べた。しかし返ってきた言葉は「セルフ検証、日本のための調査」(禹元植民主党議員)、「福島汚染水は核廃水であり事実上の核廃棄物だ」(魏聖坤民主党議員)などという激しい非難だった。
中央日報の取材を総合すると、グロッシ事務局長の訪韓の必要性に最初に言及したのは韓首相だったという。韓首相は5月の欧州訪問当時、オーストリア・ウィーンの国際センター(VIC)を訪問し、グロッシ事務局長と面談した。当時、韓首相はグロッシ事務局長に韓国の専門家と研究所の汚染水検証参加などを要求しながら「IAEA側が韓国を訪問して汚染水検討意見を説明する必要性がある」という意見を伝えた。政府高官は「今回のグロッシ事務局長の訪韓には、当時の韓首相の要請が考慮されたと把握している」と伝えた。ただ、グロッシ事務局長の訪韓当時、韓首相はトリニダードトバゴ・パナマを訪問中であり、韓国で2人が会うことはなかった。
大統領室内部でもグロッシ事務局長に対する野党の猛非難について「理解しがたい」という反応が出ている。IAEAは汚染水だけでなく、北朝鮮非核化交渉時に客観的な核査察検証を担当する国際機構だ。大統領室の関係者は「北核への対応においてIAEAの支援は必須」とし「グロッシ事務局長を非難して野党が何を守ろうとしているのか、またそれが国益に合うのか疑問だ」と述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/96071fc93a93fbd28b38963f2ef63519532e1b52
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