メジャーリーグ前半戦終了時点での大谷選手の今季のホームラン数は32本。ア・リーグ単独トップのホームラン数を誇る大谷選手ですが、今回話題となっているのはその本数ではなく飛距離です! 大谷選手がメジャーデビューした2018年からの記録を遡って見てみると、今季と昨季までとは大きな違いがあることに気づかされます! タイトル獲得に期待のかかる大谷選手のホームランについて深堀りしていきます!
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目次
- 1. エンゼルス・大谷選手のこれまでのホームラン記録
- 1.1. 大谷選手にも波はある!
- 1.2. 昨季、そして今季前半戦は?
- 2. 特に注目すべきはその飛距離!
- 2.1. 打球速度と角度も!
- 3. 目の使い方にも秘密が
エンゼルス・大谷選手のこれまでのホームラン記録
大谷選手がメジャーデビューしてからこれまで打ってきたホームランについて振り返っていきましょう! まずは大谷選手がメジャーデビューした2018年。ホームラン数は22本、平均飛距離は126.0m、平均打球速度は171.2km/hとなっています。海外挑戦初年度で22本のホームランを記録していることがそもそもすごいことですよね! 平均飛距離、平均打球速度はこの数字を基準に見ていきましょう。
海外挑戦2年目となる2019年。ホームラン数は18本、平均飛距離は123.8m、平均打球速度は172.3km/hです。前年に比べホームラン数、平均飛距離は少し下がっていますが、平均打球速度は少し上がっています。
大谷選手にも波はある!
2020年はコロナの影響で試合数が少なかったこともあり、ホームラン数は伸び悩んでいます。ホームラン数7本、平均飛距離122.4m、平均打球速度172.1km/h。ホームラン数、平均飛距離共に伸び悩んでいますが、平均打球速度は前年とほぼ変わらない数値になっていますね。
そんな大谷選手ですが、2021年はホームラン数、平均飛距離、平均打球速度の全てで過去最高を記録しています! ホームラン数46本、平均飛距離126.8m、平均打球速度176.9km/h。平均飛距離こそ2018年とあまり変わらない数字になっていますが、ホームラン数と平均打球速度は大幅にアップしていることがわかりますね! この年は終盤まで熾烈なホームラン王争いを繰り広げた年でもあります!
昨季、そして今季前半戦は?
2022年はどうだったのでしょうか? 昨季のホームラン数は34本、平均飛距離は124.3m、平均打球速度は173.7km/hでした。前年と比べてしまうと全ての面で見劣りしてしまいますが、エンゼルス加入後からの5年間の中ではかなり好調な年だったのではないでしょうか?
そして今季はまだ前半戦の日程が終了しただけなのですが、ホームラン数はすでに32本、平均飛距離は129.4m、平均打球速度は176.2km/hに及んでいます。平均打球速度こそ僅かに及びませんが、ホームラン数、平均飛距離共に過去最高の記録を叩き出した2021年を超える勢いを見せている大谷選手! まだまだ進化し続けていることがよくわかりますね!
特に注目すべきはその飛距離!
これまでの自身のホームラン記録を超える勢いを見せている大谷選手ですが、今回特に注目すべきなのはその飛距離です! 現地時間6月30日に行われた、エンゼルス対ダイヤモンドバックスでの大谷選手が放った30号ホームラン。このホームランの飛距離が150mを超えていたことも話題になったように、大谷選手の今季のホームラン飛距離が過去の記録を大幅に上回っているのです!
これまでの最高平均飛距離をマークしたのが46本のホームランを打った2021年。この年の平均飛距離126.8mに対し、今季前半戦の平均飛距離は129.4mに上っています。数字で見るとたったの3m足らずだと感じてしまう方もいると思いますが、あの小さな野球ボール、そして球場の広さを考えた時に、3mの飛距離の違いがあれば結果が変わってくる場面が多いのはなんとなく想像できるのではないでしょうか?
打球速度と角度も!
今季の大谷選手のホームランは打球速度も伸びています! 2021年の176.9km/hには僅かに及ばないものの、176.2km/hと過去2番目の数字を記録。更に最もホームランになりやすい角度とされる25~30度の中に収まる、28.5度前後でホームランを打っています。大谷選手はもともと平均よりやや高めの角度で打った方が飛距離が出るタイプなので、この角度はドンピシャと言えるでしょう。
打球速度、角度の面から見ても、今季の大谷選手はホームランを打つという意味では理想的な状態で試合に臨めているようですね!
目の使い方にも秘密が
MLBでのプレー経験もある川﨑宗則氏によると、今季の大谷選手は目の使い方も昨季までとは違っているといいます。今季の大谷選手は打席に立った際に、両目でしっかりとボールを見極めているらしく「バッティングは見るだけじゃない。ボールを見極めないといけない。これができている」と話しています。
ホームランを打つ際の飛距離、打球速度、角度だけでなく、ホームランを打つための目をも手に入れてしまったのであれば、ホームラン王というタイトル獲得への死角はなしといったところですね! 後半戦も大谷選手のホームラン量産に期待大です!
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【MLB】パワーだけじゃない!! 大谷選手のホームラン飛距離の秘密