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エイチ・アイ・エス(HIS)は7月、夏休み期間の海外旅行の行き先として韓国・ソウルがトップになったと発表した。HISに申し込まれた7月21日〜8月31日の航空券の予約状況などから算出した。
ソウルへの旅行客は20代が最多で3割。女性同士の旅行が目立ち、約4割を占めた。
7位にランクインしたプサンなども含めた韓国全体でみると、旅行の予約状況はコロナ前の2019年の水準にまで回復しているという。
2位はアメリカ・ハワイ州のホノルル。3位は台湾・台北だった。
海外旅行全体でみると、2022年比で7倍に伸びた。コロナ前の2019年比では53%まで回復しているという。
出国のピークは8月11日。8月13日~16日のお盆期間の前後の予約が多い。
平均単価は17万8000円。2022年と比べると約14ポイント下がった。HISは「LCCの運航再開やアジア方面の予約が大きく伸びたことが低下の要因と考えられる」としている。
長距離路線の欧米のみでみると、平均単価は35万4000円で、2022年より約30ポイント増えた。HISは「より付加価値のある高額商品を求める旅行客が増加していることが伺える」と分析している。
ツアーの利用者は40%を占めるという。
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