6月15日に行われたキリンチャレンジカップ2023、日本代表対エルサルバドル代表の試合。この試合6点目となるゴールを決めた、古橋亨悟選手のゴール前での動きが大きな注目を集めています! 元日本代表監督も称賛したゴール前での駆け引きとは一体どんなものだったのでしょうか? この試合内容と合わせてご紹介していきます!
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目次
- 1. キリンチャレンジカップ2023 日本代表対エルサルバドル代表
- 1.1. 前半4分までに2得点!
- 1.2. 4点リードで前半終了!
- 1.3. 後半にも2点追加!
- 2. 古橋選手の話題のヘディング弾とは?
- 2.1. このプレーを称賛する多数の声!
- 3. 日本代表と古橋選手にエールを!
キリンチャレンジカップ2023 日本代表対エルサルバドル代表
6月15日、2023年3戦目となるA代表の試合が愛知県の豊田スタジアムで行われました! キリンチャレンジカップ2023の6月シリーズ第1戦目と位置づけされたこの試合の相手は、FIFAランク75位のエルサルバドル代表。北中米カリブ海地域7位の国です。現在FIFAランク20位の日本代表から見ると格下の相手ということになりますが、「粘り強く丁寧なサッカーをする決して侮れないチーム」と森保監督も話していました。
対する日本代表にとっては新戦力や新フォーメーションなどを試す絶好の機会であり、チーム強化に欠かせない大事な親善試合となったのです!
前半4分までに2得点!
試合開始早々に試合が動きました! 前半1分、左サイドでドリブル突破を試みた三苫選手が相手DFに倒されフリーキックを獲得。このフリーキックを久保選手が蹴り、ゴール前での競り合いに勝利した谷口選手が打点の高いヘディングシュートをゴールに叩き込み先制します!
そのすぐ後の前半3分、先制点を奪った日本代表は激しいプレスから相手のミスを誘い、ペナルティエリア内で上田選手が倒されPKを獲得。このプレーで相手DFロナルド・ロドリゲス選手はレッドカードにより一発退場となります。前半4分、自身で獲得したPKを上田選手が決め2-0。このゴールが上田選手にとっての代表初ゴールとなりました!
4点リードで前半終了!
1人の退場者を出したエルサルバドル代表に対し、数的有利となった日本代表は前半25分、左サイド三苫選手からのクロスを一度は相手DFにクリアされかけるも再び三苫選手がボールを奪い中央付近へパス。これを受けた久保選手は左足を振りぬき3点目となるゴールを獲得!
更に前半44分には、ハーフウェーライン付近でパスを受けた上田選手が左サイドへ展開。左サイドでパスを受けた三苫選手がドリブルで前へ運ぶと、中央にカットインしてシュート! このシュートはキーパーに弾かれますが、こぼれ球を日本の新10番堂安選手がゴールに流し込み4-0。4点のリードで前半を終えます!
後半にも2点追加!
ハーフタイムでの交代は2人。菅原選手に変えて相馬選手、三苫選手に変えて中村選手を投入します。後半15分、ペナルティエリアやや手前でパスを受けた久保選手が個人技で相手を翻弄しつつドリブル。右足で相手の股を抜くラストパスを送ると、ゴール前へ走りこんできた中村選手が右足でゴールへ流し込み5点目!
後半20分には堂安選手に変わり川辺選手、久保選手に変わり浅野選手、上田選手に変わり古橋選手を投入します。すると8分後の後半28分、右サイド相馬選手からのクロスに古橋選手が頭で合わせ6点目をゲット! 後半31分、守田選手に変わり伊藤選手を投入しますが、ゴールラッシュはここまでとなり試合終了。最終スコアは6-0。キリンチャレンジカップ2023の6月シリーズ1戦目は大差での勝利となりました!
古橋選手の話題のヘディング弾とは?
この日のゴールラッシュを締めくくる古橋選手のヘディング弾が注目を集める結果となりました! 確かにきれいなヘディング弾ではありますが、ぱっと見は右からのクロスに頭で合わせただけのよくあるヘディングゴールに見えます。ですが、右サイドの相馬選手がクロスを上げる瞬間の古橋選手の動きに注目です! それまで相手DFとの駆け引きをしながらゴール前へゆっくり入っていく動きをしていた古橋選手ですが、突如くるっと1回転し相手DFの視界から消える動きをします。
この時エリア内には多くの相手DFがいますが、誰ひとり古橋選手の動きを捉えられている選手はいません。結果古橋選手はフリーの状態でヘディングシュートができ、チームに6点目をもたらしました!
このプレーを称賛する多数の声!
この試合を解説していた元日本代表監督の岡田武史さんも、古橋選手のゴール前での動きを絶賛! 「おもしろい動き」とコメントしています。更に元日本代表FWの城彰二さんも「素晴らしいヘディングシュート」「すごい武器になる」と話し、更なる活躍を期待しているようです。
この古橋選手のゴールにはSNSでも大きな反響があり、ポーランド代表でありバルセロナFCに所属のロベルト・レヴァンドフスキ選手や、元スペイン代表でヴィッセル神戸にも所属していたダビド・ビジャ選手のような動きだという声もありました!
日本代表と古橋選手にエールを!
今季公式戦34ゴールを叩き出した古橋選手はこのヘディングゴールを振り返り「自身の目線を切ってもタイミングや位置を合わせることが無意識にできるようになった」と胸を張ってコメントしています。これは確かな実績があり、それだけの自信がなければ生まれない発言ではないでしょうか? クラブチームでの活躍はもちろん、日本代表でも更なる活躍を見せてほしいですね!
今回は6-0の大勝となった日本代表ですが、9月には強敵ドイツ代表との試合が決定しています! これからも日本代表の躍進に期待しつつ、みんなで応援していきましょう!!
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【サッカー】古橋選手が消えた!? 世界を翻弄する高度な駆け引きヘディング弾!!