中4日での完投勝利という快挙をなしとげたバウアー選手が注目の存在となっています。彼の非凡な才能と努力が結実し球場は熱狂に包まれました。その勝利に続くインタビューがネット上で話題沸騰中! この記事では、バウアー選手のプロフィールや今回の完投勝利がどれだけすごいのかをお伝えします。インタビューのパフォーマンスにも注目です!!
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6月14日に横浜スタジアムで行われたプロ野球交流戦のDeNA対日本ハムの試合。6月9日のオリックス戦から中4日での登板でした。7回に日本ハムの万波中正選手にホームランを打たれた以外は奪三振の連続で0点に抑えて勝利投手に!! 球団では2019年のエドウィン・エスコバー投手以来となる3人目、先発に限れば2005年のセドリック・バワーズ氏以来の快挙となります。
バウアー選手は6月は3日の西武戦でも登板していますが3試合負けなし! 5月は2試合登板して勝ちがなかっただけに調子を取り戻してきたと言えますね。
試合後のヒーローインタビューでは「サイコ〜チョ〜!」と手振りをつけて日本語を披露。観客席がドッと盛り上がりを見せます。それからキャッチャーである伊藤光選手に対して、サインに首を降ったことによって万波選手にホームランを打たれたことについて謝罪をする場面も見られました。
トレバー・アンドリュー・バウアー選手は1991年1月17日生まれのアメリカ・カリフォルニア州出身です。球界の問題児と称されながらも野球が好きで研究熱心なところもあり、実力を発揮して結果を残してきました。
2011年のMLBドラフトで全体3位という高い順位でアリゾナ・ダイヤモンドバックスに指名されて入団。しかしキャッチャーのリードを批判したりコーチの指導を無視したりなど素行が悪かったせいで、わずか1年でインディアンス(現在のクリーブランド・ガーディアンズ)にトレードされてしまいました。
ただ実力は本物で2015年16年と2年連続で2ケタ勝利で2017年には17勝を記録。そして2019年7月にシンシナティ・レッズに移籍すると、コロナの影響で60試合の短縮シーズンとなった2020年にサイ・ヤング賞受賞という快挙を成し遂げます。当時シカゴ・カブスに所属していたダルビッシュ選手を僅差で上回る評価での受賞でした。
2021年2月にロサンゼルス・ドジャースと契約したバウアー選手。しかしここでも素行の悪さが明るみに出てしまいました。バウアー選手から暴行を受けたと告発した女性がいたのです。
そのせいでその後の試合に出ることができなくなってしまい、2022年4月29日にようやく出た処分の結果は2シーズンに相当する324試合出場停止処分という内容。12月22日に異議申し立てによる調停で処分期間が194試合に短縮されましたが、野球をやりたくてもできない日々が続きました。
処分期間を終えて即座に復帰が可能となってからもメジャーの球団でバウアー選手の受け入れを示したところはありませんでした。そしてFAになったところでDeNAと交渉成立し、晴れて日本行きが決定。
日本球界の歴史において指折りの大物投手と期待されての入団でしたが、同時に問題行動を起こした過去についての不安の声も当然沸き起こります。1年以上試合に出ていないことも心配されていました。
ここでダルビッシュ選手とバウアー選手のつながりについてふれておきたいと思います! サイ・ヤング賞を僅差で争ったライバルですが、ダルビッシュ選手の才能を認めてリスペクトしているとのこと。
バウアー選手は自身のYouTubeチャンネルを定期的に更新していて、その中でダルビッシュ選手のすごいところについて語っている動画をアップしています。ダルビッシュ選手が不調で悩んでいる時には助言をしていたこともあるそうで、お互いのいいところをそれぞれ出し合っている印象で好感が持てますね。
問題行動などの不安がありましたが、DeNAの伊藤光選手とはハグして喜びを分かち合ったりするなど、いい関係を築けているようですね。6月18日現在、DeNAは首位阪神に3ゲーム差で2位につけていますので優勝の可能性が十分にあります!
DeNAの三浦大輔監督はもちろん、日本ハムの新庄剛志監督もバウアー選手を絶賛していたということで今後バウアー選手の活躍に注目が集まることでしょう。優勝争いでの活躍に期待しながらバウアー選手を応援していきましょう!!
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【野球】バウアー選手が中4日で完投勝利!! インタビューも「サイコ〜チョ〜!」