世界ランク4位まで登り詰めた錦織圭選手が、1年8ヶ月ぶりに実戦の舞台に戻ってきました。そんな錦織圭選手は、怪我で離脱していた為、表向けの世界ランキングは消滅しているとのこと。そこで、今回は、錦織圭選手の大会での戦いぶりや世界ランキング復活にかける思いを解説していきます。
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錦織圭選手は、2021年10月に開催されたBNPパリバ・オープン以降の大会を欠場。股関節の怪我や、万年悩まされている足首の怪我の影響で思った様なテニスが出来ず、手術を決行。そこから、リハビリ生活を経て、練習に復帰。
1年8ヶ月のブランクがある為、楽しみな気持ち半面、不安な気持ちもあるとのこと。まずは、試合を楽しみながら実戦感覚を取り戻していき、まずは復帰戦で優勝を果たして欲しいですね。その後、上位の大会で、活躍していき、世界ランク復帰に向けて頑張って欲しいです。
錦織圭選手が、復帰戦に選んだのは、下から2番目のATPチャレンジーのカリビアンオープン。世界ランキングが消滅している為、ERPという怪我した選手が復帰する際に使用されるランキングで錦織圭選手は、48位。
復帰から1年以内に12大会と主催者推薦枠で6大会の出場が可能。その中で、今回のカリビアンオープンは、主催者推薦枠での出場となりました。カリビアンオープンで、優勝すると75ポイントが付与されます。ですが、四大大会では、2000ポイントの付与。かなりの差が開いていますが、復帰戦から、そのレベルの相手と対戦しても、厳しい戦いになります。
なので、この大会に出場し、経験を積んでいくことを優先したのだと思いました。そして、この大会に出場している選手は、世界ランキング200〜300位台と、復帰戦には、良い対戦相手かもしれません。この復帰戦で、錦織圭選手がどこまで勝ち上がることが出来るか、注目が集まります。
カリビアンオープンの1回戦は、世界ランキング333位のクリスチャン・ラングモ選手。第1セット序盤から、錦織圭選手が試合の流れを握り、2ゲームを連取。第3ゲームは、相手に取られるも、第4ゲームを取り返し3-1とリードするも第5ゲームは、相手に取られてしまい、3-2。
追いつかれそうになるも、そこから3ゲーム連続で奪い、第1セットは、6-2で錦織圭選手が奪取。第2セットは、初めの1ゲームを奪われるも、3ゲーム取り返し、逆転。その後、相手に3ゲーム連続で奪われるも、3ゲーム取り返し、第2セットも奪取。復帰戦を2-0のストレートで勝利しました。
カリビアンオープンの2回戦は、世界ランキング258位のミッチェル・クルーガー選手と対戦。第1セットは、終始相手のペースで試合が進んでいき、錦織圭選手が、一時盛り返すも、ミスが目立ち6-4でクルーガー選手にセットを奪われてしまいました。第2セットは、錦織圭選手が、試合の展開を握り、リードを保持。
1ゲーム差まで詰め寄られるも、最後の2ゲームを奪い、セットカウント1-1に追いつきました。第3セットは、第4ゲームまで、錦織圭選手が奪取。第5ゲームを奪われるも、第6・7ゲームを奪い返し、ゲームセット。復帰2戦目は、2-1の逆転勝利を収めました。
錦織圭選手は、今年の年末に向けて、100位以内の世界ランキングを目指しているとのこと。今回の大会で、優勝することが出来れば、世界ランキング500位前後に復帰するそうです。復帰後、初優勝を果たすことが出来ると、大きな自信に繋がります。
その自信を胸に、これからの大会で、上位の成績を収めることが出来れば、100位圏内に入る可能性が高くなりますね。錦織圭選手は、1年8ヶ月のブランクはあるものの、四大大会の全米大会で準優勝した経験や、高い技術力・今まで培ってきた戦術で、世界ランキングの上位を狙える力を持っています。
これから、錦織圭選手が、どんな活躍を見せてくれるか楽しみですね。そして、出場する大会で、良い成績を収めることが出来るか、注目していきます。
1年8ヶ月ぶりの、実戦復帰の大会で、2連勝を遂げた錦織圭選手。1回戦は、ストレート勝ちを収め、2回戦は、逆転勝ち。徐々に実戦感覚を取り戻しており、錦織圭選手の強みを活かした試合展開が出来てきています。年末に向けて、世界ランキング100位圏内を目指している錦織圭選手。
今シーズンは、ランキングの関係もあり、出場出来る大会は、限られています。限定された試合数の中で、良い結果を残し、世界ランキング上位進出できるか、注目です。
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【テニス】錦織選手が大逆転勝利!! 2時間超えの激闘制す