スコットランド1部セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が7/1よりイングランド1部トッテナムの監督に就任することが発表されました。2019年に横浜F・マリノスをJリーグ制覇に導いた指揮官は、セルティックでも2年連続でリーグ優勝を成し遂げるなどその手腕を発揮しました!これまでの功績を高く評価され、トッテナムと4年契約を交わしたポステコグルー監督。Jリーグ監督からプレミアリーグのクラブ監督へ招聘された人物はこれで3人目となりました。
偉大な指導者、ポステコグルー監督はどんな人物なのでしょうか?詳しく見ていきましょう!
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目次
- 1. 監督としての経歴
- 1.1. J1横浜F・マリノスを指揮
- 1.2. セルティックでは2度のリーグ優勝!
- 2. Jリーグからプレミアリーグ監督は史上3人目
- 2.1. 他の2人はどんな監督?
- 3. 監督としての特徴は?
- 3.1. 攻撃的なプレースタイル
- 3.2. 日本人選手を多く獲得
- 4. 新天地での挑戦に期待!
監督としての経歴
アンジェ・ポステコグルー監督は1965年生まれの57歳です。現役時代はディフェンダーとしてオーストラリアのサウス・メルボルンでプレー。オーストラリアU-20代表としても国際試合に出場しました。最初に監督として指揮したのは、かつてプレーしていたサウス・メルボルンです。その後、U-17、U-20とユース代表の監督にあたり、2013年-2017年はオーストラリア代表監督も務めました。
J1横浜F・マリノスを指揮
2018年から横浜F・マリノスを指揮することになったポステコグルー監督。これまでマリノスの伝統と言われてきた堅守から大きくサッカースタイルを変えていきました。ハイプレス・ハイラインの攻撃的サッカー「アタッキングフットボール」をチームに浸透させ、マリノスは得点力をどんどん上げていきます。2019年には実に15年ぶりとなるJリーグ優勝を果たしました!ポステコグルー監督が去った後も、マリノスはアタッキングフットボールという看板を下ろさず、その戦術にさらに磨きをかけています。
セルティックでは2度のリーグ優勝!
セルティックはスコットランドを代表する名門クラブです。ライバルのレンジャーズとリーグ2強として、現在もスコットランドリーグで圧倒的な強さを見せています。しかし、セルティックは10連覇を目指した2020年、レンジャーズに大差をつけられリーグ優勝を逃しました。チームの建て直しを図ったセルティックは、当時ヨーロッパでは無名だったポステコグルー監督を招聘。次シーズンは僅差をものにし、リーグ優勝を勝ち取りました!
Jリーグからプレミアリーグ監督は史上3人目
Jリーグクラブの監督を経て、プレミアリーグのクラブで采配を振るうのは史上3人目となります。ヨーロッパの5大リーグのひとつで、世界的な人気と実力を誇るイングランド・プレミアリーグ!オーストラリア人初のプレミアリーグ監督としてどのような指揮をとり、チームを強くしてくれるのか楽しみですね!
他の2人はどんな監督?
ところで、他の2人の名将はどんな人物なのでしょうか?1人目は、1995年名古屋グランパスの指揮をとったアーセン・ヴェンゲル監督です。プレミアリーグの名門アーセナルで2014年には伝説の無敗優勝を果たすなど、チーム最長在任監督として退任まで22年間チームを率いました。もう1人は1997年にジュビロ磐田の監督として来日したフェリペ・スコラーリ監督です。ジュビロでの指揮はわずか4ヶ月と短いものでした。スコラーリ監督は母国ブラジル代表監督として2002年にW杯制覇、2008年にはチェルシーを指揮するなど、多くの実績を残しています。
監督としての特徴は?
これまで数々のチームを栄光に導いてきたポステコグルー監督の得意とするスタイルとは、どういったものでしょうか?
攻撃的なプレースタイル
ハイプレス・ハイラインの攻撃的サッカーで魅せるポステコグルー監督。ハイプレスとは相手チームの陣内で積極的にプレスをかけてボールを奪う守備戦術です。また、ハイプレスを掛けるためには、ディフェンスラインを高く保ってコンパクトな守備をさせることも重要になり、これをハイラインと呼びます。ハイラインを敷く中で「偽サイドバック」といわれるサイドバックを内側に移動させ、ボランチがサイドに流れるポジショニングもJリーグで初めて導入しました。
観客を魅了するポステコグルー監督の攻撃的サッカーがプレミアリーグでも見られるのかと思うと、楽しみですね!しかし、過去にマリノスではこのスタイルを確立させるのに時間を必要としてきました。その点については、トッテナムはポステコグルー監督との契約を4年とし、理解を示しているように思えますね。
日本人選手を多く獲得
2021年にセルティック監督に就任したポステコグルー監督は、夏の移籍市場でヴィッセル神戸のFW古橋亨梧を獲得、その後もMF旗手怜央に井手口陽介、FW前田大然と多くの日本人選手をチームに採用してきました。2年目はDF小林友希とMF岩田智輝が加入し、チームの勝利に貢献しています!セルティックは今シーズンはリーグ戦とリーグカップ、スコティッシュカップを合わせた3冠を達成しました。
新天地での挑戦に期待!
ここまで、ポステコグルー監督のこれまでの経歴、監督としてのスタイルを紹介してきました。トッテナムを指揮することになったポステコグルー監督が、新天地でも日本人選手を加入させるかどうかなど注目が集まっています!セルティックで指導を受けた古橋亨梧選手、旗手怜央選手の移籍はあるのでしょうか?今後のチームの動向から目が離せませんね!
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【サッカー】日本から世界へ!! トッテナム新監督は“史上3人目”の偉大な人物