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押入れの奥に眠っている「スーツケース」はないだろうか。もしかすると、災害が発生した時、大いに役立つかもしれない。
警視庁災害対策課は5月9日、災害時に役立つスーツケースの使い方をTwitterに投稿した。
SNS上では「これは真似しよう!」や「こんな使い方ができるのか」と話題になっている。
警視庁が投稿したツイートは次のとおり。
「GW中に旅行された方も多いのでは!我が家では、旅行後、空になったスーツケースに防災用品を入れています」
「『いざ』というときにそのまま持ち出せますし、キャスターが付いているので持ち運びにも便利です。押し入れの奥に眠っている?そんなスーツケースの活用方法としていかがでしょうか?」
つまり、キャスターが付いているスーツケースに防災グッズを入れておけば、いざという時に素早く持ち出せるということだ。
ツイートは、投稿から3時間で1200を超える「いいね」がついており、「スーツケースに防災用品を入れておこう」や「こういう使い道があるなら買ってもいいかも!」といった声が上がった。
また、「新婚旅行以来使ってない、大きなスーツケースが屋根裏に眠ってる…」と、存在を思い出した人もいた。
このツイートには、スーツケースに入れた防災グッズの写真が添付されており、「衛生用品」「衣類」「保存食・水」「救急セット」などが収納例として挙げられていた。
衛生用品や救急セットは、「体ふきシート」「ウェットティッシュ」「常備薬」「体温計」「モバイルバッテリー」「懐中電灯」「食品用ラップ」「レジャーシート」「スリッパ」「包帯」「風呂敷」などだ。
また、それぞれ洗濯ネットに入れておくと、出し入れがしやすくなるという。
5月5日には、石川県能登地方で震度6強の地震があった。また、同地方では9日早朝にも震度4の地震が起きている。
いつ、どこで起きるかわからない災害。
自宅が壊れて住めなくなったり、電気や水道が使えなくなったりして、避難所に身を寄せる可能性も十分考えられる。
「いざ」という時のために、使っていないスーツケースに防災グッズを入れておいてみてはいかがだろうか。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
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