韓国大統領室は「立場の違いではない」と火消しに回った。
韓国の金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長は記者会見で、「韓米は米国の核運用に対する情報共有と共同計画のメカニズムを設けた」とし、「韓国国民は事実上、米国と核を共有していると感じるだろう」と述べた。
会見後、米国家安全保障会議(NSC)のケーガン上級部長(東アジア・オセアニア担当)は韓国メディアを対象にした会見で、「核共有とはみていない」との認識を示した。
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の訪米に同行している大統領室高官は聯合ニュースの取材に対し、「われわれが米国と核を共有するわけではない」としながらも、「強力な拡大抑止措置を盛り込んだ首脳間の歴史的な文書を作成し、より安全な韓国を作るということだ」と述べた。
「事実上の核共有」とは、韓国国民が事実上、米国の核を共有することと同じ安全保障効果を体感できるようになるという説明だ。
韓国大統領室は核弾頭を搭載した弾道ミサイルを発射できる米戦略原子力潜水艦の定期的な展開などワシントン宣言に盛り込まれた実質的な措置により安保不安を拭い去るとともに、核配備のような効果を期待できると判断している。
大統領室関係者は「『事実上の核共有』は一種の修辞的な表現」と述べた。
《後略》
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聯合ニュース|kimchiboxs@yna.co.kr|2023.04.28 17:03
https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20230428003000882?section=news
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