2023年4月8日に行われたイングリッシュプレミアリーグ! この世界最高峰のリーグで大活躍中である日本代表・三笘薫率いる6位ブライトンは、アウェイで5位トッテナムと対戦しました。チャンピオンズリーグ出場権内である4位以内のフィニッシュを目指す両チームの一戦は大荒れに。そんな試合の中で起きた三笘選手のあるプレーに元プレミアリーグのレフェリーが言及しました。
目次
- 1. 両チームにとって重要な試合!
- 2. 三笘選手のゴールは幻に…
- 3. ハンドの場面について元プレミアリーグレフェリーは…
- 3.1. 判定は…
- 3.2. 「基本的にフィールド上の判定に…」
- 4. 物議を醸すジャッジに対するSNSの反応…
- 5. 三笘選手はファールについて…
- 5.1. さらに幻のゴールについては…
- 6. ブライトンと三笘選手の今後の活躍
両チームにとって重要な試合!
6位ブライトンと5位トッテナムの勝ち点差はわずかに『4』。トッテナムよりも2試合少ないブライトンは、4位以内フィニッシュに向けて絶対に勝利したい重要な一戦でした。
物議を醸すジャッジ
この重要な一戦では、いくつかの物議を醸すジャッジがありました。71分にゴール前で三笘選手が左足を踏まれて倒れたシーンでは、多くにサポーターが「ファールだ」と抗議したことでしょう。
他にも…
他にも、三笘選手のハンドによるゴールの取り消し、ルイス・ダンク選手のPK、ダニー・ウェルベック選手のゴール取り消しなど、ブライトン側に不利なのではないかと思われるジャッジの多さに、批判の声が殺到していました。
三笘選手のゴールは幻に…
そのうちの、ある出来事について少し説明していきます。17分に味方の浮き球に反応し裏に抜け出した三笘選手は、ワントラップして右足でシュート。完璧なゴールだと思われましたが、トラップの際にボールが腕に当たったと判断され、VAR検証でノーゴールになっていました。
これには…
この判定には日本人だけではなく、多くの現地サポーターも猛抗議。試合後には、英衛星放送『SKY SPORTS』のコメンテーターであるジェフ・ステリング氏は判定に対してこう述べています。「彼らは恐ろしく、恐ろしく間違っていた。」
さらに…
さらに続けて71分に三笘選手が左足を踏まれて倒れた判定についても話していました。「ハワード・ウェブ(審判を統括する組織『PGMOL』の最高責任者)、ハワード・ウェブよ。本当に狂っているから、一言だけ。ホイビュアの足がミトマの足の上に降りて、ミトマが倒れているのが分かる。これは、復活祭の土曜日を含む、いつ何時であってもPKだ!」
後日そのシーンは、PGMOL(イギリス審判協会)が正式に誤審だと発表し、謝罪を行う事態に。これでブライトンが誤審による謝罪を受けるのは3度目です。
ハンドの場面について元プレミアリーグレフェリーは…
17分に起こった幻のゴールに関して、元プレミアリーグのレフェリー経験のあるダーモット・ギャラガー氏が判定について言及していました。
判定は…
このレフェリーの判断についてギャラガー氏は「これは難しい判定だ。私は腕より上という意見だが、アシスタントレフェリーはそうではなかった。VARの確認もあり、彼らはアシスタントを支持した」と考えを述べました。
「基本的にフィールド上の判定に…」
さらにギャラガー氏は「当たった場所を示すためにアシスタントは自らの腕を指していた。ミトマの胸に当たったのか、腕に当たったのか? アシスタントは断固としていた。VARは何度も見返し、アシスタントが正しいと判断。基本として、VARはフィールド上での判定に同調しなければならない」と続けました。
物議を醸すジャッジに対するSNSの反応…
この幻のゴールにはSNSでも多くの反応が見られました。
「審判によってはノーハンドにする人も居そう」
「ハンドだとしてもうまー」
「押されてハンドしてしまったが、美しすぎるゴールや(ゴールじゃないけど)」
「またしても1mm」
多用されたあの画像
この判定について文字の投稿も多くありましたが、同時にある画像が多く投稿されました。その画像はこれです。
赤の部分が…
この画像は赤の部分がハンドボールであることを示していて、これを用いて三笘選手が決めた幻のゴールについてのたくさんの主張が飛び交いました。また、三笘選手はトラップする前にロメロ選手に押されており、その結果胸トラップではなくてハンドボールになってしまったことを主張しているサポーターも多く、重要な試合だっただけに納得していないサポーターが多かったです。
三笘選手はファールについて…
三笘選手は試合直後にこのファールについて、「選手としてはPKを取ってほしいですけど、まあ、ああいう風になったので、それは仕方ないです。」さらに記者から「ファウルだったという感覚は?」と聞かれると、「踏まれているんで、感覚的にはそうですけど」と言っていました。
さらに幻のゴールについては…
さらに三笘選手は幻のゴールについて聞かれると「ハンドか、どっちか分からないぐらいだったので、従うしかない」と回答。現地の記者から「ひとつだけ教えて下さい。どこにボールが当たりましたか?」と聞かれると、三笘は右肩のあたりを指差し「このあたりですが、よくわからない」と英語で同様の答えを繰り返しました。
ブライトンと三笘選手の今後の活躍
今回は三笘選手の幻のゴールについて元プレミアリーグレフェリーからの言及をご紹介しました。ブライトンは今回の敗戦で勝ち点差が『7』に。しかし、ブライトンは消化試合が2試合あり、まだまだチャンスはあります。今シーズンの三笘選手は、日本人としてのプレミアリーグ1シーズン最多得点記録やクラブの連続得点関与数を更新したりと大活躍。これからの活躍もとても楽しみです!
オリジナルサイトで読む : AppBank
元プレミアリーグレフェリーが言及。「三笘のハンドによるゴール取り消しの場面は…」