いよいよ新学期! 新しい教室に新しい友達、色々と楽しい事が待っていますね。でもやっぱり一番気になるのは、担任の先生が誰になるか? ではないでしょうか。映画の世界には、現実にこんな人がいたら絶対楽しい! と思わせてくれる素敵な先生がいるんです。さあ、彼らとともに楽しいスクールライフを始めましょう!
目次
- 1. 1:授業はロックの練習だけ 「スクール・オブ・ロック」
- 2. 2:実は日本でも舞台化してるんです。主演はなんと「あの人」!
- 2.1. 1:正解は「西川貴教さん」でした
- 2.2. 2:柿澤勇人さんとのW主演
- 2.3. 3:本場ブロードウェイではこんなコラボも!
- 3. 3:子どもなんて大嫌い! そんな男が幼稚園の先生に。「キンダガートンコップ」
- 3.1. 1:小さい子にも容赦なし!
- 3.2. 2:意外に使えそうな指導法
- 3.3. 3:シュワルツェネッガーの新たな一面
- 4. 楽しい新学期になりますように
1:授業はロックの練習だけ 「スクール・オブ・ロック」
2004年公開。ジャック・ブラック主演。
売れないバンドマンが小学校の先生になり、勉強そっちのけでロックの魂を叩き込むミュージカル映画です。最高にイカした学校教師。算数も社会も教えてくれないけれど、彼から学べるのは、勉学だけが全てでは無いという事なのでした。
1:破天荒なミュージシャンが先生に
自分が立ち上げたロックバンドを、音楽性の違いから強制的に追い出されたデューイ。金も無いため、教員を目指している友人、ネッドの家に居候し続けていました。
ある時、小学校から1本の電話が。それはネッドに宛てた、小学校からの採用通知でした。
しかし給料に目がくらんだデューイは「僕がネッドです」と嘘を吐き、身分を偽って小学校教師として働き始めるという大胆な行動に出ます。
2:教えるのはロックの全て。勉強なんていらない!
晴れて教師になったデューイは、早速クラスを受け持つことに。
しかし教員免許なんて当然持っていないので、何も教えられることはありません。生徒をほったらかして定時まで怠け続けるデューイでしたが、クラスの子どもたちが音楽の才能も持っている事に気づくと態度を一変。
ロックバンドの大会で優勝したい、という自分の夢を叶えるため、生徒にロックを叩き込んで、バンドのメンバーに加えようと画策し始めます。
楽器の演奏だけじゃありません。ロックの歴史については博士クラスのデューイ。
絶対に試験に出ない知識をたくさん教えてくれます。
3:クラス全員が「スクールオブロック」! 誰も仲間外れにはしない
デューイと生徒によって結成されたロックバンド「スクールオブロック」。
楽器を弾けるのは限られたメンバーだけでしたが、デューイは他の子にも必ず役割を与えようとします。
皆をまとめるのが好きな学級委員長にはバンドのマネージャーを。洒落た感じの男の子にはスタイリストを。体格の良い子には機材のセッティングを、というように、誰一人としてメンバーから除外することなく、団結したチームを作っていくのです。
そんなちょっと身勝手で、でも最高の教師デューイを演じるジャック・ブラック。
彼の演技はとてもコミカルで、ぽっちゃり体型も相まって可愛らしささえ感じます。
激しくロックを奏でている時とのギャップがまた良いのです。
2:実は日本でも舞台化してるんです。主演はなんと「あの人」!
本作「スクール・オブ・ロック」はブロードウェイでも上演され、大人気の演目となっています。
そして2023年9月、ついに同名の舞台が日本上陸! ロックな先生、デューイを演じるのは誰だと思いますか?
1:正解は「西川貴教さん」でした
「兄貴」の呼び名で親しまれてる西川貴教さん。その圧倒的な歌唱力とド派手なパフォーマンスで、破天荒教師のデューイを演じてくれます!
2:柿澤勇人さんとのW主演
こちらの舞台はW主演で上演されます。
西川貴教さんバージョンと、柿澤勇人さんバージョンの2つ。
イメージ写真を見る限り、どちらも違った個性のあるデューイになりそうですね。
3:本場ブロードウェイではこんなコラボも!
「スクール・オブ・ロック」が、なんとブロードウェイの看板作品とコラボレーション!
街のゴミ捨て場を舞台に、猫たちが開く一夜限りの舞踏会「キャッツ」と、
音楽の魔物に憑りつかれた切なき恋の物語「オペラ座の怪人」
日本ではどちらも劇団四季の演目になっています。
3:子どもなんて大嫌い! そんな男が幼稚園の先生に。「キンダガートンコップ」
続いて紹介するのはコチラ。
1990年公開。アーノルド・シュワルツェネッガー主演。
事件捜査のため幼稚園に潜入する事になった刑事が、不器用ながらも子どもたちと心を通わせていくハートフルな物語です。
1:小さい子にも容赦なし!
麻薬組織を追っていた刑事のジョンは、事件の手がかりを求めて犯人の子どもが通う幼稚園に潜入する事に。
本来であれば相棒の女刑事が先生に扮するはずだったのですが、突然の体調不良によって、仕方なくジョンが先生になるのでした。
とにかく子どもが大嫌いなジョンは、無邪気な幼稚園児相手に「黙れ、クソガキども!」と一喝。鬼教官さながらの剣幕で教育的指導にあたる彼が、どのようにして愛される先生になっていくのかが本作の見どころです。
2:意外に使えそうな指導法
いくらおもちゃを片付けるように言っても、幼稚園児たちは中々言う事を聞いてくれません。
そこでジョンが考案したのは、「保安官と助手ゲーム」
先生が保安官となり、その助手である園児たちに対して「保安官命令だ。笛を1回鳴らしたら玩具を箱に仕舞う。2回鳴らしたら、また好きな玩具を持ってこい」と指示します。
子どもたちの心理を利用して教育にゲーム性を持たせることで、今までが嘘のように言う事を聞くようになったのでした。
3:シュワルツェネッガーの新たな一面
シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーといえば、筋肉と銃を武器に敵をせん滅するようなイメージが強いのではないでしょうか。
「ターミネーター」や「コマンドー」なんかはまさにそういうタイプの映画です。
でも本作「キンダガートンコップ」では、戦闘シーンこそあるものの、メインは子どもたちとの交流。園児の相手に苦しめられる、微笑ましいシュワちゃんの様子が楽しめる作品です。
楽しい新学期になりますように
新学期にはたくさんの新しい出会いがありますが、環境の変化に体が追い付かず、疲れてしまうかもしれません。
そんな時は映画を見て一休みしましょう! スクリーンの中では素敵な先生たちが待っています。そして気分をリフレッシュすれば、また新しい気持ちで学校生活に臨めるかもしれません。
ぜひ楽しい一年を!
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