ワールドカップによって再び熱が高まっているサッカー界。フルコートの11人制はハードルが高い人にとっては5人制のフットサルや8人制のソサイチなど派生したスポーツもあり、楽しみ方は無限大。そんな中、また新しいスポーツが生まれました。それがフットゴルフ。いったいどんなスポーツなのか見ていきましょう！
目次
- 1. フットゴルフとは？
- 2. 歴史
- 2.1. ワールドカップ
- 3. 主なルール
- 4. 東京近郊で楽しめるフットゴルフ会場
- 4.1. 富士の杜ゴルフクラブ
- 4.2. レッズランド
- 4.3. 群馬カントリークラブ
- 4.4. キャメルゴルフリゾート
- 4.5. 富士グリンパ
- 5. まずは蹴りっぱなしからも
フットゴルフとは？
その名の通り、フット(足)でやるゴルフのことです。ゴルフと同じルールでプレーするスポーツで、サッカーとゴルフの人気をミックスしたフットゴルフの拡大は早く、非常に速いスピードで広まっています。
歴史
フットゴルフとはどうやって始まったのでしょうか？サッカーボールを使ってゴルフをするという発想は昔からありましたが、それを競技として確立したのはオランダ人のミハエル・ヤンセンとバス・コルステンの2人と言われています。
サッカー選手が練習を終えた後、ロッカールームになるべく少ない打数でボールを蹴り込むという遊びをしているという話から着想を得た2人は、2008年にオランダでプロサッカー選手を集めて初のフットゴルフ大会を企画。翌09年には第1回「オランダ選手権」を開催し、徐々にフットゴルフのルールや服装を固めていきました。
その後、国際フットゴルフ連盟が設立され、2012年にはハンガリーで第1回ワールドカップを開催。欧米を中心に既に40カ国以上で楽しまれており、急速に普及している現在最も注目されているスポーツとなっています。先進国のアメリカでは、既に600近くのコースでフットゴルフがプレーでき、イギリスでもその数は200を越えているとのこと。欧米を中心にその認知度が高まっています。
一方の日本国内ではフットゴルフ協会が2014年2月に創設され、直後からジャパンオープンなど賞金トーナメントも開催。2017年には軽井沢72ゴルフの南コースで国内初の国際大会も行われました。そして2022年9月現在、フットゴルフが楽しめるコースは国内で20カ所以上となっています。
ワールドカップ
フットゴルフでもワールドカップが開催されています。最初の大会は2012年。国際フットゴルフ連盟（FIFG）が設立された年に8カ国77選手（アルゼンチン、ベルギー、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、メキシコ、オランダ、米国）が参加し、「第1回ワールドカップ」がハンガリーで開催されました。
その後、2016年にアルゼンチンで第2回が開催され26カ国が参加、さらには18年にモロッコで第3回が開催され、33カ国が参加。20年の第4回大会はなんと日本の栃木で開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期された後、21年に中止が発表されました。
主なルール
フットゴルフは基本的にゴルフと同じですが、主なルールを改めて紹介します。
場所
本物のゴルフ場を使います。
蹴り方
フットゴルフでは以下の2つの蹴り方がNGとなっています。
・足ですくい上げる蹴り方
・足の裏で転がす蹴り方
それ以外であればどのような蹴り方でもOK。
蹴る順番
通常のゴルフと同じように
1打目：前のホールのスコアが高い順
2打目以降：カップから遠い順
プレー人数
基本的には4人1組。満たない場合は1～3人の場合もあります。5人1組を最大とするフットゴルフ場も存在。
プレー時間
9ホールで1時間30分、18ホールで3時間程度となっています。
東京近郊で楽しめるフットゴルフ会場
実際にやってみたいけどどこでできるの？東京からも行きやすい関東近辺の会場をご紹介します。
富士の杜ゴルフクラブ
https://reserve.accordiagolf.com/golfCourse/fujinomori/
フットゴルフがはやり始めたときからオープンしているコース。全ホールから富士山を眺めることができる抜群のロケーションが魅力的。設備のきれいさや食事の質の高さも注目です。
レッズランド
https://www.redsland.jp/
浦和レッズが運営するスポーツランド内にあるフットゴルフ練習場。1時間ほどで回れるカジュアルなコースも用意されており初心者にもおすすめです。立地も都内から通いやすくコースデビューに最適。
群馬カントリークラブ
https://www.gunma-cc.com/
過去にはフットゴルフの大会の会場にも使われた名コース。プレー終了後にはコース内から湧き出る温泉にて疲れを癒せるのも魅力的。車を使って観光がてらレジャーとして訪れるには最適なコースです。
キャメルゴルフリゾート
https://www.camel-golf.com/
ゴルフ場だけでなくリゾート施設も併設されているのが特徴。グランピングとホテルという宿泊施設だけでなくサウナや卓球、ビリヤードなどフットゴルフ以外も楽しめて充実すること間違いなし。家族で訪れてリラックスする目的でも楽しめそうです。
富士グリンパ
https://www.pica-resort.jp/grinpa/
こちらも富士山を目の前にプレーできるロケーションが魅力。宿泊施設もキャンプ場やトレーラーハウスなど種類が豊富です。特に注目なのはシルバニアファミリーのコテージ。実物大となっているためお子様にとっては夢のような時間になること間違いなし。
まずは蹴りっぱなしからも
泊りがけでフットゴルフ以外も含めて楽しめるレジャーが関東にはたくさん存在しています。一方でいきなりコースは厳しいという方は蹴りっぱなしもおすすめ。1時間あたり数千円でボールを蹴り飛ばせる爽快感はやみつきになること間違いなしです！
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この記事を書いた人
はねせがわ
筋金入りのエンタメライター「はねせがわ」です。主に「ちいかわ」「K-POP」「動物」「スポーツ」など、趣味を通した経験をもとに、幅広く執筆していきます！「まだまだ若手だけど、先輩方に負けないぞ！」という気持ちでライティング♪読者様の「新たな発見」「新たな気づき」になれるような”オリジナリティ溢れる記事”を発信します。
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