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参議院懲罰委員会は3月14日、ガーシー(本名:東谷義和)参議院議員に対し「除名処分」を全会一致で決めた。NHKによると、15日の参院本会議で正式決定し、除名になる見通し。
政治家女子48党(旧NHK党)のガーシー議員は2022年夏の参院選で初当選した後、海外に滞在したまま、国会に欠席し続けた。懲戒処分としての「議場での陳謝」にも応じなかった。
朝日新聞デジタルによると、国会議員としての資格を失う、4段階の懲罰のうち最も重い「除名処分」は戦後3人目。
委員会では、ガーシー議員の代理を務めた同党の浜田聡議員が、「除名処分要件に該当しない、仮に該当したとしても、本事案について除名処分を下すことは、憲法15条1項に定める国民の選挙権、憲法31条に定める適正手続の保証、憲法14条1項に定める平等権に違反する」と弁明した。
しかし、他の党の委員からは、「(ガーシー議員の行為は)主権者たる国民の意思と参議院を愚弄する行為」「もはや参院議員としての職責を果たす意思がないものと判断せざるを得ない。議論の余地はなく最も重い懲罰は避けられない」「職責を果たそうとしない態度は国民に対する裏切りであり、国会議員の身分を放棄するに等しいと考える」などの意見が出され、除名が決定した。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
ガーシー議員「除名処分」決定の見通し。参院懲罰委「職責を果たそうとしない態度は国民に対する裏切り」