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アメリカ・フロリダ州を本拠地とする女子のプロサッカーチーム「オーランド・プライド」が3月1日、ユニフォームのショーツを白色から黒色に変更すると発表した。同チームは「生理中の不安のために濃い色のショーツにするのはアメリカのナショナル・ウーマンズ・サッカー・リーグ(NWSL)では初めて」とし、「一流の選手体験と配慮を提供し続けていきます」と述べている。
チーム広報は発表文で、ゼネラルマネジャーのヘイリー・カーター氏のコメントとして「スポーツへのアクセスを向上させ、パフォーマンスを最大化していくためには、女性や月経のあるノンバイナリーの人、トランズジェンダーのスポーツ選手が抱える体に関する悩みについて、偏見なく議論する必要があります」としている。
MFのエリカ・ティムラック選手は「白いショーツをはきたくない理由は明白なのに、最近まで指摘されてきませんでした。選手たちが安心して試合に全集中できるようにする大きな一歩です」と述べている。
白いショーツのユニフォームは3月26日、同チームにとってNWSL2023シーズンの初戦となるポートランド・ソーンズFC戦でデビューとなる。
スポーツ選手が生理中の白ショーツ着用に不安を感じている問題をめぐっては、テニスの4大大会のひとつ「ウィンブルドン選手権」が白い服装の着用を求めるドレスコードを2023年大会から緩和。希望すれば濃い色のアンダーショーツを選ぶことができるようになるなど改善の動きが出てきている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
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