アメリカのファストフードチェーン、チックフィレイ(Chick-fil-A)が、フードデリバリー配達員のための休憩所「ブレイク・ルーム(Brake Room)」をニューヨークにオープンした。
休憩所は2023年2月16日から4月13日までの期間限定で、チックフィレイの休業日である日曜日以外、毎日午前11時から午後7時まで営業している。
ニューヨークには6万5000人以上のフードデリバリー配達員がいると言われている。しかし、公共トイレの数は市の人口に対して少ない。
この休憩所にはトイレの他にも、室内駐輪場やWifi、座り心地の良いイスや暖かい飲み物も用意されており、スマホなどの充電環境も整っている。
施設を利用するには、自分が1週間以内に何らかのフードデリバリーサービスの配達を行った証拠を見せれば良く、それはチックフィレイのオーダーである必要はない。
Why Chick-fil-A is opening a ‘Brake Room’ for NYC’s delivery drivers. Chick-fil-A’s Brake Room, in NYC’s Upper East Side, is open to any delivery driver and includes complimentary beverages, WiFi, bike storage and more. https://t.co/yo6PxwFapxpic.twitter.com/s13gCO6Fbr
— Restaurant News (@NRNonline) February 15, 2023
チックフィレイは声明で、フードデリバリーの重要性は同社にとっても増しており、「マンハッタンにある店舗のデリバリー数は2022年の冬に過去最多を記録した」と述べた。
また、ブランド戦略部などのシニアバイスプレジデントであるジョー・サラチノ氏は声明の中で、ブレイクルームは「需要が増す中、時には厳しい冬の寒さの中で働いてくださっているフードデリバリー配達員の皆さんへの、小さな感謝の印です」と語った。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
フードデリバリー配達員にトイレやスマホ充電を。米飲食店チェーンが休憩所をオープン