元中日ドラゴンズの鈴木孝政選手をご存じでしょうか?124勝96セーブを達成した名投手です。一世を風靡した選手で、令和の怪物佐々木郎希投手がキャッチボールの時に少しマネしてない?と話題になりました。
この記事ではそんな124勝96セーブを達成した元中日ドラゴンズの鈴木孝政選手の実績を紹介します。WBCを前に昔大活躍した投手の活躍を見てみるのも面白いですよ!
目次
- 1. 元中日鈴木孝政投手の経歴や実績
- 2. 鈴木孝政投手の現役引退後は?
- 3. 佐々木朗希も真似をした?
- 4. 佐々木朗希投手の今年の活躍も楽しみ!
元中日鈴木孝政投手の経歴や実績
元中日の鈴木孝政投手とはどれほどの投手だったのか!経歴と実績を説明していきます。
鈴木孝政投手の経歴
まずは鈴木孝政投手のプロフィールや経歴を見ていきましょう。鈴木孝政投手がどんな人物だったのか知ることができますよ。
出身地:千葉県山武郡蓮沼村(現:山武市)
生年月日:1954年7月3日(68歳)
身長/体重:178 cm/78 kg
投球・打席:右投右打
ポジション:投手
プロ入り :1972年 ドラフト1位
初出場:1973年4月19日
最終出場:1989年10月14日(引退試合)
経歴:(括弧内はプロチーム在籍年度)
千葉県立成東高等学校
中日ドラゴンズ (1973 – 1989)
鈴木孝政さんは千葉県の成東高校から中日ドラゴンズに入ったピッチャーでした。高校時代は甲子園には出場できなかったものの、速球を武器に1年秋からエースでチームを引っ張ってします。面白いのがなんと元々はサイドスローの選手だったそうなのですが、高校入学と同時にオーバースローに投げ方を変えたようです。
その後は中日ドラゴンズにドラフト1位で入団!引退が1989年ということで平成に入った所で引退していますね。16年間のプロ生活ということで大レジェンドと言っても過言ではありません。
鈴木孝政投手の実績
鈴木孝政さんの選手としての実績として高い評価をされているポイントは勝利数とセーブ数がどちらも多いということです。通算成績で124勝96セーブということで惜しくも100セーブには届いていないのですが、先発とリリーフどちらでも活躍していました。このプレースタイルは現代野球ではあまりないですよね。
選手としてのプレースタイルはとにかく直球で押す選手。当時スピードガンこそありませんが、セ・リーグで最も球の早い選手という評価を受けていました。
昔のプロ野球を考察している評論家の中では、球速は155キロ出ていたと書いているかたもいらっしゃるほどの球の速さだったそうですよ。
ロングリリーフや先発投手の兼任で、登板機会が多く肘を故障してからは年々活躍の場が減ってしまいます。それでも全盛期の球の速さで押すスタイルから、同じ投げ方で、球速を変化させる投球を身に着けて長くプロ野球の世界で活躍しました。
そんな鈴木孝政投手の最後の登板はなんとバンテリンドームの前身であるナゴヤ球場最後の試合です。登板後は胴上げされるというスター選手ならではの引退で現役生活に幕を閉じました。
鈴木孝政投手の現役引退後は?
鈴木孝政さんは引退後も野球界で長く活躍されています。ラジオ解説者や野球評論家としてもおなじみです。また、古巣の中日ドラゴンズでもコーチとして活躍もされています。
中日ドラゴンズでは投手コーチやヘッドコーチとして活躍していました。2012年から中日ドラゴンズの2軍監督を務めましたが、2013年に解任。
その後は解説者をしながら、「ドラゴンズベースボールアカデミー」の初代校長に就任し、野球界の繁栄に尽力しています!
野球ファンであれば、鈴木孝政さんの解説は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
佐々木朗希も真似をした?
ここまで鈴木孝政さんの紹介をしてきました。紹介してきた理由は、令和の怪物事佐々木朗希投手が、鈴木孝政さんのようなフォームでキャッチボールをしていたと話題になったからです。
佐々木朗希投手は現在沖縄でキャンプをしております。キャンプの練習中に遠投をするシーンがあったのですが、その時の投球フォームが鈴木孝政投手に似ていたということでした。
佐々木朗希投手の普段の投げ方というのは左足を高く上げ投げるフォームです。足の長い佐々木投手が左足を高々と上げる投球は本当にかっこいいですよね。
そんな佐々木朗希投手がなんと左足を曲げずに投げておりました。その姿を見て、往年のプロ野球ファンたちがの間で「鈴木孝政さんの投球フォーム」を思い出す。と話題になったようです。
もちろん真似して投げたかはわかりませんが、160キロを投げて令和の怪物と呼ばれているように、鈴木孝政投手も剛腕投手として活躍していました。
佐々木朗希投手の今年の活躍も楽しみ!
この記事では佐々木朗希投手の珍しい投げ方と、それに似ていた鈴木孝政投手の経歴についてまとめてきました。往年の名選手の活躍あってこそ、今の日本プロ野球があると思います。佐々木朗希投手もすでにたくさんの子供たちに投げ方を真似されているはずですから、何年か後に面白いエピソードが出てくるかもしれません。
野球界をさまざまな形で盛り上げてくれるよう、佐々木朗希投手の活躍に期待ですね。
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【中日ドラゴンズ】佐々木朗希も真似をした! 元中日鈴木孝政の実績を紹介!