西武ライオンズは今シーズンから松井稼頭央監督が就任しました。新チームとして挑む今シーズンは、他のチームとは異なるキャンプインをしており、注目されていますね。そこで今回は、西武ライオンズはなぜ独自のキャンプインを取り入れている理由と今季の戦力・注目選手も合わせて紹介していきます。
目次
- 1. 西武ライオンズがキャンプインを遅らせた理由
- 2. 今季の戦力
- 3. 注目選手
- 4. まとめ
西武ライオンズがキャンプインを遅らせた理由
今シーズン、西武ライオンズの新監督に就任した松井稼頭央監督。メジャーリーグでのプレー経験を活かし、短縮キャンプを実施。キャンプを短くした理由としては、選手たちの自主トレに充てられる時間を長くする事で、自分で考えて練習する事でキャンプをいい状態で迎えられる事ができるという意図があるみたいです。他にも、1ヶ月という長い期間取り組むと疲労も溜まりやすくなる為、短い期間で効率的な練習に取り組む方がコンディションを整えやすくなります。
今季の戦力
西武ライオンズは、FAでの選手流出が多く、昨年オフもチームの主軸を担っていた正捕手の森友哉選手がオリックスへ移籍。空いた穴は大きいがそれを埋めるために、ドラフトで即戦力選手の獲得や外国人選手を補強したりと戦力を整え、挑む今シーズンの投手陣と野手陣の戦力を解説していきます。
投手陣
西武ライオンズの投手陣は、昨シーズンチーム防御率が改善され安定感が出てきました。昨シーズン10勝以上挙げた先発投手が3人残っており、その中に誰が割って入ってくるかが楽しみです。リリーフ陣は。昨シーズン61試合に登板した平良選手が先発に転向。その穴を埋めるべく外国人投手を補強。他にも、守護神の増田投手や防御率1点台と安定感のある本田投手など実力のある投手が揃っており、楽しみな一年になりそうです。
野手陣
野手陣は、昨シーズンチーム打率がリーグワーストを記録したが本塁打数、リーグ一位。その中心は、本塁打王を獲得した山川穂高選手。山川選手の本塁打により点を取れているもの、繋がりがない。また、チームの主軸の森選手も抜けた為、今シーズンは2名の外国人選手を補強。現役ドラフトやトレードで新戦力も獲得。打撃面で、山川選手に頼るのではなく、1人1人が繋ぐ意識を持って取り組む事で点数を取れる機会が増え、勝利に繋がる。選手一人一人の奮起に期待がかかります。
注目選手
今シーズンの西武ライオンズはドラフトでの新戦力からベテラン選手まで幅広く在籍しており、誰がスタメンを勝ち取るか楽しみなシーズンです。そこで、投打の注目選手を4人紹介します。
山川穂高選手
まず1人目に紹介するのは、チームの打撃の柱である山川穂高選手。昨年本塁打王・打点王・ベストナインを受賞。山川選手最大の特徴は、パワーのある打撃でホームランを量産できることです。また下半身を重点的に鍛えている為、タイミングを崩されても、耐える事ができ長打が打てます。WBC日本代表にも選出され、期待度が高まりつつある山川選手。今シーズンは、ホームランを量産しチームの勝利に貢献できるバッティングを期待しています。
源田壮亮選手
2人目に紹介するのは、西武ライオンズのキャプテン源田壮亮選手。4年連続でゴールデングラブ賞を受賞を受賞し、ショートの守備に定評のある選手です。源田選手の特徴は、守備範囲が広く送球が安定している守備面だけではなく、走塁の技術も優れています。2021シーズンには、盗塁王も獲得しており、新チームでも走塁の技術に期待されている選手の1人です。
今シーズンも、広い守備範囲でチームのピンチを救い、走塁の技術を発揮し、チームの勝利に貢献できるプレーを期待しています。
高橋光成投手
3人目に紹介するのは、チームのエースとして活躍している高橋光成投手。昨シーズンは1年間チームで唯一ローテーションを守り、12勝をマーク。パ・リーグで上位の成績を残し、西武ライオンズのエースとして活躍。キレのあるストレートと巧みな変化球で三振を積み上げ、チームの勝利に貢献する投球を年間を通して続けている。今シーズンも、エースとしての活躍とタイトルを目指し頑張って欲しいです。
蛭間拓哉選手
4人目に紹介するのは、2022年ドラフト1位で入団した蛭間拓哉選手。浦和学院から早稲田大学に進学し、2年の春からレギュラー。六大学通算成績が打率.267・本塁打13本・打点38と好成績を残し、No. 1野手として注目を集めていました。最大の特徴は、打撃面の勝負強さです。チームが苦しい状況の時に一発逆転のホームランを打てる精神面の強さ。また、変化球の対応なども、しっかりと我慢して力強い打球打てるのも特徴の一つです。
他にも、打撃面だけではなく、広い守備範囲と肩の強さを活かし守備で戦える要素があります。オープン戦から結果を残しつつ、シーズンを通して戦える強さを見せて欲しいです。
まとめ
今シーズン、西武ライオンズは新しいキャンプ方式を導入し、選手が調整しやすい環境を整え、良い状態でキャンプインできるように調整しています。この調整方法を活かし、選手たちが活躍できれば、今後のキャンプの仕組みが大きく変わるかもしれません。松井稼頭央新監督の指揮官としての能力が試される今シーズン選手たちがどのような活躍を見せるか今から楽しみです。
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