1月19日早朝にトルコのブルサに出現したUFOのような雲(2023年1月19日)
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トルコ北西部の街ブルサで1月19日早朝、UFOのような形の雲が出現して市民を驚かせた。
丸い形の雲は、朝日に染まって赤いバラのようにも見える。
これは何?
「UFOのようだ」と話題になり、SNSで世界中に拡散したこの気象現象は「レンズ雲」と呼ばれる。
ウェザーニュースによると、レンズ雲は山を越えた風が波打ってできた雲で、上空の風が強い時に山の風下にできる。ブルサは山脈の麓にあるため、レンズ雲ができやすいという。
また、ユニークな形をしているものの、レンズ雲自体は珍しいものではない。
2017年には台湾南部の大武山の上空でオレンジ色をしたレンズ雲が観測され、この時も「UFO出現か?」と話題になった。
また、2023年1月にも愛知県や三重県でレンズ雲が観測されている。
ただ、今回ブルサ上空に現れたレンズ雲は夜明け直前に発生し、朝日を反射して赤く染まったため、その美しさが際立ったとワシントンポストは報じている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
赤いUFOのような不思議な雲がトルコ上空に出現。一体これは?