めぐり原発のメリットに触れるなかで、「原発は危ないと言うけれど、原子力発電所で逝去事故が起きた
例がどれくらいあるのか調べてみたが、ゼロだ」と述べた。
一方、松野博一官房長官は17日の記者会見で、原発で逝去事故が起きていると説明し、「痛ましい事故
が発生しないよう事業者を指導していきたい」とした。
原発では2004年に関西電力美浜原発(福井県)3号機で配管が破損して作業員5人が逝去する蒸気噴出
事故が発生。原子力関連施設では1999年、茨城県東海村の核燃料加工会社「JCO」東海事業所の臨界
事故で、作業中の2人が逝去している。
麻生氏は講演で「今最も安く、安全な供給源としては原子力」「原子力と原子爆弾の区別がついていない
人もいる」などと主張。将来的に電気自動車(EV)が広く普及した場合などは「電気料金は、原発が使えな
いなら決定的に上がる」と強調した。
松野氏は17日の会見で、「逝去事故ゼロ」とした麻生氏の発言への見解を問われ「原発において直接、放
射線障害で亡くなった事例はないと認識している」としつつ、「JCO臨界事故で2人が亡くなり、原発敷地内
では労働災害などによる逝去事故は発生している」と語った。
原発事故による死者をめぐっては、高市早苗政調会長(現・経済安保相)が2013年に神戸市内であった党
の会合で「事故を起こした東京電力福島第一原発を含めて、事故によって逝去者が出ている状況ではない
」と述べ、原発再稼働をめざす考えを示した。ただ、福島第一原発事故では多くの避難者や避難に伴う関連
死が出た。地元から批判が噴出し、高市氏は後に発言を撤回し謝罪した。
https://www.asahi.com/articles/ASR1K6HCCR1KUTFK01D.html?iref=comtop_7_03
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麻生太郎「原発で死亡事故が起きた例を調べてみたがゼロだ」⇒ 松野官房長官「嘘です。起きています」