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タレントのタモリさんが12月28日放送の『徹子の部屋』に出演し、2023年について聞かれて「新しい戦前になるのでは」と答える一幕があった。
『徹子の部屋』2022年最後の放送のゲストとして登場したタモリさん。
番組終盤で、司会の黒柳徹子さんから「来年はどんな年になりますかね?」と尋ねられると、少し考え込んだ様子で、苦笑いも浮かべながら、こう答えた。
「誰も予測できないですよね。これはね。でもなんて言うかな。新しい戦前になるんじゃないですかね」
黒柳さんが「新しい戦前」とだけ返したところで、次の場面に切り替わった。
タモリさんは、終戦1週間後の1945年8月22日生まれの77歳。終戦直後の日本を生きたタモリさんこの一言に「重い言葉だ」などと反響が広がった。
また、この場面に続いて「何をしてらっしゃる時が一番幸せとかありますか?」という質問があり、タモリさんは「いやー、なんでしょうね。昼間からビール飲んでいる時ですかね」と回答。黒柳さんも笑みが溢れた。
また番組冒頭では、タモリさんは「この世界に入って2度目のテレビに出たのが徹子の部屋ですから」と、1977年の初出演を振り返った。
黒柳さんから「まだプロになってなかった時ですよね」と話を振られると、「そうです。まだやるかどうか決めて時にここでたんですから」と応じた。
オファーをした当の黒柳さんも「あなたがプロの人じゃないというのを知らなかったものですから、後から聞いて、すごい大胆なことをしてしまったと思ったぐらい」と懐かしがった。
テレ朝ポストによると、黒柳さんは1975年、漫画家の故・赤塚不二夫さんの番組に出演したタモリさんを見て、自身の番組への出演をオファー。その2年後、当時はまだ無名だったタモリさんの『徹子の部屋』出演が実現したという。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
タモリさん、2023年は「新しい戦前になるのでは」徹子の部屋で「どんな年?」と聞かれ一言