10月に発表されたGoogleスマホ「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」。通常であれば残すは廉価な〝a〟モデルだけですが、今回はさらにUltraモデルやminiモデルの噂も登場しています。
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登場が噂される「Pixel 7」の派生シリーズ3つ
現在噂されている「Pixel 7」の派生モデルは、Ultraモデルとminiモデル、そしてaモデルの3つです。
【1】Pixel 7 Ultra
Twitterのリーカー、クバ・ヴォイチェホフスキ氏によれば、新たに公開されたPixel 7のソースコード内に、Pixel 7 Ultraモデルのコードネームとされる「Lynx」に言及する興味深い内容を発見したとのこと。
Google has recently released source code for the Pixel 7 series, revealing some new information about their upcoming foldable (Felix), the mysterious “third Pixel” (Lynx) and more. Thread pic.twitter.com/Ca9FsHseI6
— Kuba Wojciechowski (@Za_Raczke) October 16, 2022
このコードで明らかになったのはカメラセンサー構成で、この中にはサムスンの1インチの大型カメラセンサーGN1が含まれていたそうです。これはPixel 7 Proよりも優れたセンサーで、Pixel 7 Ultra登場を裏付けるものです。
Pixelシリーズは比較的安価なラインナップのため、より高価なUltraモデルが登場する可能性は十分にあります。ただしクバ氏はこの後、GN1センサーについての記述が削除されたと述べており、この「Lynx」は現状ではPixel 7aである説が濃厚です。
とはいえ、Googleが大型センサーを試していたことが事実であれば、「Ultra」ような最上位モデルが、今後どこかのタイミングで登場する可能性には期待できそうです。
【2】Pixel 7 mini
中国のリーカーDigital Chat Station氏は、Googleが「小型画面のフラッグシップ機」を開発中であると主張していました。同氏によれば、このデバイスは、前面が中央のホールパンチデザインで、背面が「ファミリースタイル」の外観になっているとのこと。
しかし「9to5Google」はこのリークについて、言及されているコードネーム「Neila」がGoogleのコードネームのパターンに当てはまらないことを指摘しています。
まず第一に、言及されているコードネームです。「Neila」は、我々(9to5Google)のカイル・ブラッドショーとディラン・ルーセルが指摘するように、Googleの通常のコードネームのどのパターンにも当てはまりません。例えばPixel 6やPixel 7では、Googleは鳥や猫を中心としたコードネームを使用してきました。「Neila」は、まったく動物ではありません。
加えて同メディアは、小型スマートフォンが市場で不人気であり、Appleもminiモデルを廃止したことを指摘しています。長らく小型モデルが愛されてきたGoogleですが、今回のminiモデル登場のリークは噂半分にとどめ、あまり期待しすぎないほうが良さそうです。
【3】Pixel 7a
「9to5Google」によれば、Google内部でコードネーム「Lynx」と呼ばれている端末はPixel 7aであり、2023年リリースに向けて開発が進んでいるとのこと。
Pixel 7aの詳細なスペックに関しては、ボディにセラミック素材の採用、ワイヤレス充電用チップ搭載、カメラの大幅強化などが噂されています。
◆ 関連:「Google Pixel 7a」が〝史上最強のiPhoneキラー〟になる理由3つaシリーズはGoogleが毎年発表している廉価モデルで、Ultra、miniなどの情報の少ないモデルに比べ、登場の期待値は高めです。例年通りであれば、このモデルはGoogle I/Oで発表されるでしょう。
オリジナルサイトで読む : AppBank
Googleスマホ「Pixel」に3種の新型〝Ultra・mini・7a〟登場とのリーク