「反社会的集団だから潰せ」でいいのか 解散命令への政治学者の疑問
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する、宗教法人の解散命令をにらんだ政府の動きが進んでいる。「信教の自由」や「政治と宗教」にも関わるこの問題を、どう考えるべきなのか、日本政治思想史を専攻する政治学者の河野有理・法政大学教授に聞いた。
私にはいまの旧統一教会をめぐる解散請求に向けた動きは過剰反応に見えます。もちろん、宗教2世問題を含めて被害者の救済が必要ですし、加害者や法律に違反した者へは法の裁きが下されるべきです。
「耕論」では、一つのテーマについて3人の論者がそれぞれの視点から論じます。以下のリンクからほかのお二人の論考をお読みいただけます。
しかし、「反社会的集団だから潰してしまえ」という世論に流され、宗教団体解散のハードルが著しく低くなってしまうのは危険です。
[朝日 2022.12.1]
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQCZ6QZZQCZUPQJ00M.html
朝日もな
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朝日新聞「統一教会解散命令の流れは日本にとって非常に悪い。こんなのがまかり通ったら日本は増々おかしい方向に行く」