ツイッター解雇の契約社員「何の連絡もなく突然締め出された」
ソーシャルメディア大手、ツイッターは大規模な人員削減に踏み切っています。解雇された契約社員がNHKのインタビューに応じ、投稿内容の管理を担う人材が不足することで、ひぼう中傷や誤った情報などが増えることに懸念を示しました。
起業家のイーロン・マスク氏に買収され経営改革を進めているツイッターは、世界の社員のうち半数の解雇に踏み切ったうえに、契約社員の8割にあたるおよそ4400人を解雇したとアメリカのメディアは報じています。
ツイッターから解雇された契約社員の1人で、選挙などで誤った情報が流れないか監視する担当だったデータサイエンティストのメリッサ・イングルさんが14日、NHKのインタビューに応じました。
この中でイングルさんは、何の連絡もないまますべてのシステムから突然締め出され、解雇を知ったと話しています。そのうえで「非常に打ちのめされ、極度のストレスと不安定な状況におかれた」と心情を語りました。
マスク氏は、投稿内容の管理をAI=人工知能を活用して可能なかぎり自動化したいとしています。
イングルさんは自動化の方向には賛成ではあるものの、現状ではAIの技術だけでは十分ではなく、人間による作業も必要だと指摘しました。
そして大規模な人員削減の結果、「安全対策にほころびが生じ、ツイッターが有害なSNSになってしまうのではないかと危惧している」と述べて、ひぼう中傷や誤った情報などが増えることに懸念を示しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221116/k10013892631000.html
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