現役選手からレジェンドOBなど野球関係者を招いて、独自の野球論を解剖していくフルタの方程式。今回のゲストは、メジャーリーグでも活躍されたイチローさんが憧れた田尾安志さんが登場しました。
いまでも通用する野球理論や引退してもなおキレのある動きは、野球ファン必見です! この記事では、田尾さんのバッティング理論やSNSの反応をご紹介します!ぜひ最後まで読んでください。
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田尾流の打撃理論
今回のフルタの方程式には田尾さんに加えて、岩村明憲さんもゲストに登場! 田尾さんは、フルタの方程式に出演したゲストの中では最年長だといいます。プロ野球28会という田尾さんを始め中畑清さんや落合博満さんなど錚々たるメンバーが揃っている親睦団体に所属。
一方の岩村さんは阿部慎之助さんが同期で、古田さんとはひと回り差がある年齢。田尾さんの長男とほとんど変わらない年齢だといいます。田尾さんと岩村さんの接点は楽天イーグルスのOBだったこと。
田尾さんは1年ほど、岩村さんは2年ほどで関係性が薄くなっていった様子。古田さんと田尾さんの接点は、現役時代から勝負する間柄だったといいます。
田尾の無意識のルーティン
古田さんにはいじめられたという田尾さん。「この場面でこの球は来ないだろう」と田尾さんが予測した球を、古田さんはリードしていたんだとか。古田さんが正捕手になる前の八重樫さんが相手であれば、田尾さんは読めていたといいます。
古田さんから見た田尾さんは、打席に入る時のルーティンが印象的だったようです。田尾さんはバッティングを教わったことがないんだとか。打席に入る時のルーティンも無意識のうちにやるようになっていたそうで、指摘されて初めて自分のルーティンを認識したといいます。
古田さんと岩村さんは同じチームで戦っていた関係もあって、岩村さんは「怖かった」とのこと。そんな田尾さんと岩村さんは、同じ左打者でも利き手が違う選手で出演されました。
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利き手の違い
田尾さんは左投げ。とはいえ田尾流のバッティング理論は、「腕は使わない」といいます。バッティングを組み立てるときに1番器用なのが腕で、腕の使い方を考えなくても最終的には体がしっかり動けば腕も付いてくるとのこと。
一方の岩村さんは右投げ。左打者なら右投げ、逆に右打者なら左投げだと考えているそうです。その理由として、「グリップの時に利き手が下の方がバットコントロールしやすい」といいます。左利きの岩村さんは、野球を始めた当初は右打者だったそうです。
小さい頃に掛布さんの活躍を見て影響を受けてんだとか。掛布さんと同じスタイルをしたいと父親に相談したところ「やれるもんならやってみ」の一言に火が付いて、スタイルを確立したそうです。
プロ10年目で気づいたこと
田尾さんはプロ入りから10年目にして「バッティングってこんなもんなのかな」と思うことがあったそうです。それはジャストミートするポイントまでスイングを我慢できるかどうかだといいます。これをジャストミートと泳がされるのと詰まるので3箇所に分けられるとのこと。
ジャストミートできる確率を上げるにはどうしたらいいかと考えた時に、球を見てから体重移動ができるかにかかってくるとのこと。この理論を実行するために、最初は振り遅れは気にしないところから始めたんだとか。
体重移動をするためには、左打者だった田尾さんは左足の軸を杭が打たれたようにしっかりしています。
野村克也が見極めた4タイプの打者
体重移動がうまくできれば、どのコースでも打てたという田尾さん。コースの打ち分けが出来てからは特に球種にヤマを張っていたそうです。岩村さんも球種張りはやっていたそうで、若い頃は直球にヤマを張って変化球は臨機応変に対応していたといいます。
ヤマをどのように張るかなど打者のタイプを、野村克也監督はAからDの4つに分けていたそうです。
・Aが直球を待って変化球を臨機応変に対応する
・Bが狙うコースを決める
・Cが打つコースを決める
・Dがヤマを張る
岩村さんはAタイプで、田尾さんはDタイプでした。
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SNSの反応は?
動画のコメントでは「田尾さん、独自の打撃術で理にかなっていて素晴らしいですし、実績がそれを裏付けてます。」「50代前半と言われても疑問に思わないくらい、スイングも相変わらずスマートでかっこいい。」といったコメントが寄せられました。
打撃理論も納得ができる上に、引退した今でも実現できる身体能力に驚いている視聴者が多いようです。
野球理論を解剖していく様は、野球好きにはたまらない動画になっているようです!
イチローさんが憧れたという打者にも関わらず、年齢を感じさせないハツラツさを感じている視聴者が多くいるようです。
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衝撃の田尾流バッティング理論
最後まで読んでいただきありがとうございました!田尾さんのバッティング理論に納得感を覚えた視聴者も多いのではないでしょうか? 現役を退いても理論を元に野球を見ていることからも現役選手の活躍や本人の現役当時の秘話は必見です。
次回はメジャーリーグでも活躍した岩村さんのバッティング理論が展開されるようで、こちらにも期待が高まりますね!
サムネイルは以下より:
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