世界一高い建物として知られるドバイのブルジュ・ハリファ(828メートル)。その上部を“巨大な円”で囲うデザイン案がこのほど発表された。
発表したのは「ZNera.space」。「ダウンタウンサークルプロジェクト」と名付けられている。
デザイン案では、ブルジュ・ハリファが、中腹から上部の高さにかけて巨大な円に囲われている。周辺の高層ビル群も円の内側に収まるほどのサイズ感で、超高層ビルを凌駕・匹敵する高さの支柱が伸びている。
その様相は、まるで“空中都市”といったところだ。
ZNera.spaceの発表内容によると、ダウンタウンサークルは地上約550メートルの高さに位置する。
CNNによると、周囲約3キロメートルで、5階建てに相当する厚み(高さ)があるという。
突拍子のないデザインのように思えるが、果たして実現可能なのか。
ZNera.spaceの建築士は、CNNの取材に「実用面や財政面でいまは非現実的」と認めている。
「会話のきっかけという位置づけです。私たちが都市の発展や密集について考え直すトリガーとなるもの。サステナブルな都市づくりを約束、期待したいです」
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
世界一高いビルを“巨大な円”で囲うデザイン案。「非現実的」と認める建築士の狙い(写真)