歴代首相の葬儀、国費負担はいくら?【一覧】安倍元首相の国葬は16億6000万円の見通し

故中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬で追悼の辞を述べ、自席に戻る菅義偉首相=2020年10月17日、東京都港区[代表撮影]

9月27日に執り行われる予定の安倍晋三元首相の国葬。松野博一官房長官は6日の記者会見で、総額16億6000万円程度となる見通しを示した。

【概算16億6000万円の詳しい内訳はこちら⬇︎】

安倍元首相の「国葬」に16億6000万円。官房長官が概算を明らかに【内訳一覧】

安倍元首相の国葬にかかる経費について、政府は全額を国費から支出するとしている。

首相経験者の葬儀は近年、内閣と自民党による合同葬が主流となっており、戦後に国葬が行われたのは1967年の吉田茂氏のみだ。

戦後の首相経験者のうち、国費負担が最も多いのは三木武夫氏の衆院・内閣合同葬で、約1億1870万円だった

歴代首相の葬儀で、国費負担はどれくらいに上っていたのか。一覧にまとめた。東京新聞NHKニュースの記事などをもとに作成)

【一覧】歴代首相の葬儀の国費負担

首相経験者(敬称略)/ 形式/ 国費

吉田茂    国葬         1804万円

佐藤栄作   国民葬        1996万円

大平正芳   内閣・自民党合同葬  3643万円

岸信介    内閣・自民党合同葬  4510万円

三木武夫   衆院・内閣合同葬  1億1871万円

福田赳夫   内閣・自民党合同葬  7334万円

小渕恵三   内閣・自民党合同葬  7555万円

鈴木善幸   内閣・自民党合同葬  5449万円

橋本龍太郎  内閣・自民党合同葬  7703万円

宮沢喜一   内閣・自民党合同葬  7585万円

中曽根康弘  内閣・自民党合同葬  8295万円

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