「ここ最近、センセイはドラマの脚本ばかり書かれていましたが、やはりアイドルを生み出すのがお好きなのでしょう。夏前から『乃
木坂の公式ライバルをつくるんだ』と、親しい企業に話を持ちかけ徐々に固まりつつあります」(事務所関係者)
作詞家の秋元康氏(64)が、人気アイドルグループ「乃木坂46」の“公式ライバル”を掲げるアイドルグループを新たにプロデュー
スすることが、「文春オンライン」の取材でわかった。プロジェクトは来年にも本格始動するという。
乃木坂の音楽レーベルはソニーミュージックだが、新グループとタッグを組むのはエイベックスになる。6月末にエイベックス社屋で
おこなわれた社員総会では大々的な告知がおこなわれたという。
「会場ではAKB48の『会いたかった』が流れ、スクリーンに『秋元康プロデュース』『超大型オーディション開催』の文字が躍っていた。
これまでにないグローバルかつ日本中から愛される“国民的アイドルグループ”を目標に掲げていくようです」(エイベックス関係
者)
これまでにもSKEのレーベルを担当し、秋元氏との関係を構築してきたエイベックスだが、近年のタッグといえば、2017年に設立した
「劇団4ドル50セント」がある。同劇団は、立ち上げの際のオーディションで、約5000人から31人が選ばれ、中には元AKB48研究生もい
るが、その活動は軌道に乗っていない。
「劇団設立に伴い『エイベックス・AY・ファクトリー』という合同会社がうまれ、秋元さんの親族が役員となった。しかし、意思決定
権が弊社幹部と秋元さんサイドにあり、船頭が二人いるわけだから話がなかなかまとまらず、現場に負担がのしかかった。さらにコロ
ナ禍で劇団の公演もうまくいかず、成功とはいえない状態が続いている。今回もまた、無理難題を押し付けられることがやる前からわ
かっているので、社員は戦々恐々としていました。実際、先月プロジェクトチームが立ち上がり、『坂のライバルにふさわしいグルー
プの名前はどうするか?』『後ろにつく数字はいくつがいいか?』『乃木坂との交換留学はできないか?』などの案を出し合っていますが、
スタッフは頭を抱えています」(前出・エイベックス関係者)
一方の「乃木坂46」は今年でデビュー10周年。飛ぶ鳥落とす勢いの「坂道グループ」だが、ライバルの出現に内部からも動揺が広
がっている。ソニーミュージックの関係者が語る。
「エイベックスとのタッグは青天の霹靂でした。これまで、ウチが秋元さんサイドの要求をつっぱねたりしていたので、機嫌を悪くし
てしまって、乗り換えたのかもしれません。そもそも乃木坂はデビュー当時からAKBの公式ライバルを掲げてきた。なので、ライバルは
AKBとしておくのが筋ですが、アイドルブームは10年で一区切りです。新し物好きの秋元さんとしては、乃木坂が全盛期のうちに第3極
を立ち上げて、10年先を考えたのでしょう。新グループの出現はマスコミに確実に取り上げられ話題になりますし、新しいモノ好きの
ファンが大量に流れるでしょう。乃木坂は今年2月に5期生が加入したばかりですが、オワコンと思われなければいいのですが……」
アイドルは人気商売だが、約10年前に全盛期のAKBで活躍していたあるメンバーはこう嘆いた。
「乃木坂が出てきたとき、誰もここまで人気になるとは思いませんでした。結局、アイドルは消耗品なんです。人気が下ると、チヤホ
ヤしてくれた大人たちもどんどん減って、マンションや送迎車、お弁当のグレードも下がっていきました。彼女達にとってもこれから
が踏ん張りどころだと思います」
エイベックスに質問状を送ると以下の回答があった。
「現在、新しいプロジェクトの実現に向けて、企画・立案・調整をしております」
少女たちの運命はいかに……。
「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班)
https://news.yahoo.co.jp/articles/00336bd440dcc1dfc72c64656aa6211c64b7303f
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オリジナルサイトで読む : 地下帝国-AKB48まとめ
【乃木坂公式ライバル】ソニー関係者「ウチが秋元康サイドの要求を断ったから機嫌悪くしてエイベックスに乗り換えた」