12月25日に投開票が行われる、宮崎県知事に再出馬を表明したタレントの東国原英夫氏が話題になっている。
東国原氏は8月17日、自身のツイッターを更新。知事選への熱い思いを明かし、《これまでの人生の出来事での栄光?も挫折!も何一つ後悔していない。一つだけ後悔している事は、県知事を一期にて退任した事である。
このままでは死んでも死にきれないと思った》などと綴っていた。
再出馬となれば有力候補の筆頭となるだけに、早くも世間の注目を集めているが、そんな中、東国原氏が過去に「日韓トンネルを掘って高速道路を通す」と発言していたことが発覚。問題の発言は東国原氏が2010年に、あるポータルサイトのインタビューを受けたときに飛び出したものだった。
東国原氏は《九州はアジアに近い。特に中国とはお隣さんです。中国を中心としたアジアとのヒト・モノ・カネの交流は今後絶対に必要です》と力説。さらに個人的な構想として、
《僕は福岡と韓国・釜山に海底トンネルを掘り、新幹線、あるいは高速道路を通せないかと考えています。
日本はもちろん、韓国、中国、東南アジアを含めて、今後EUのように協力・協調して発展・成長していかなければならない時代がやってくるはずです》とし、
《持続的な成長のためには連携していかなければならない。そのためにはインフラ整備が必要であり、「陸」でアジアとつながることも重要だと考えるわけです。それには日本の中では福岡-釜山しかないのです》と語っている。
東国原英夫氏の発言に戦々恐々…
「安倍晋三元首相の銃撃事件をきっかけに、旧統一教会のさまざまな問題が注目されていますが、その中でも教団の関連事業が進めていたのが、九州と韓国の間を約230キロの海底トンネルで結ぶ〝日韓トンネル〟です。
実際、佐賀県唐津市や長崎県対馬市には掘削の跡が今でも残っています。総工費10兆円とも言われる工事は現在、中断されていますが、東国原氏の発言はこのトンネル工事を再開させたいともとれます」(政治ジャーナリスト)
発言は過去のものであるが、東国原氏の出馬表明に対し、ネット上では
《統一教会を擁護ですか? それだけでも落選一択ですよ》
《島国である利点を日本から放棄してどうする? 宮崎県民の皆さん、馬鹿にされてますよ》
《沖縄に続いて九州も汚染され始めたか…東国原さんに投票はできないわ》
《宮崎県民はそんなこと望んでんの? ていうか勝手に福岡を巻き込まないで》
《日本側にインフラ整備保守丸投げになるし、青函トンネルでも開通に10年以上かかってるのに日韓トンネルは無理。東国原さんを当選させるわけにはいかない》
など、厳しい声が相次いでいる。
東国原氏は12年前にぶち上げたトンネル構想を今でも進めようとしているのか。是非、ご自身の口で語ってもらいたいものだ。
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